1: 匿名 2026/02/22(日) 13:18:46 漫画の実写映画化で「めちゃくちゃ文句を言った」 原作者・押切蓮介氏が痛感した“自分の手を離れる難しさ”『でろでろ』『ハイスコアガール』など、数々のヒット作を世に送り出してきた漫画家・押切蓮介(46)。その作品群は漫画という枠を飛び越え、アニメや実写映画としても多くのファンを魅了してきた。自作が別のクリエイターの手によって新たな命を吹き込まれることについて、押切先生は「うれしいですよ。自分の作品が成長していくみたいで」と語る。しかし、その道のりは常に平坦だったわけではない。特に、2024年に公開されたホラー映画『サユリ』では、原作者として、そして出資者として製作に関わるという稀有な経験をした。そこには、クリエイターとしての矜持と、理想と現実の狭間で揺れ動く複雑な葛藤がある。ENCOUNT 一つだけ「めちゃめちゃ文句を言った」と苦笑しながら振り返る作品がある。それが、24年に実写映画化された『サユリ』だ。 押切先生が描いた『サユリ』は、「身勝手な悪霊をぶちのめす」という単純明快なエンターテインメントだ。しかし、映画版では登場人物の背景に幼児虐といった要素が加えられ、物語の主軸が「悪霊そのもの」から「悪事を働く人間」へとシフトしているように感じられたという。 「僕は悪霊そのものが嫌いだからこの漫画を描いたんです。ネグレクトとか児童虐をテーマに描いたわけじゃない。だから『さゆりがかわいそう』みたいな要素はいらないと思うんです。でも僕のその声はほぼ反映されず、映画は完成しました」 しかし、先生や周囲の知人の思いとは裏腹に、映画は興行的に成功を収める。つまり、多くの観客に受け入れられたのだ。さらに押切先生を混乱させたのは、「原作より良かった」という声が少なからずあったことだった。 「ヒットしたらだんだん『これもこれでありか』とは思えてきました(笑)。今でも思うところはあれど、監督に感謝すらしています。あの作品で多くの人が幸せになったのなら、それはそれで良かったのかもしれない。でも、『面白さってなんだろう』って、すごく考えるきっかけにはなりましたね」…