1: 匿名 2026/06/08(月) 10:31:39 ──何が「読めない体になった」外部要因でしょうか。 稲田 インターネットの記事やSNSの短文投稿や要約から、すべての情報の取得に慣れている、ということが最大の要因です。いま、あらゆる情報の取得先が動画に移行しつつあるなか、メディア側も動画にシフトし始めています。こういった社会状況から、これまでの読者も動画から情報を得るようになり、長い文章が読みづらくなってきたのではないかと考えています。 ──そんな状況のなかで「村上春樹の新刊を買っても10ページも読めなかった」という現象は衝撃でした。 稲田 「普段、テキストメディアにどのように触れているか」という質問を大学生にグループインタビューしたところ、小学生の頃は「読書の習慣はあった」「本が読めていた」と話してくれました。それが、高校生でスマートフォンを持ったのを機に、読書が遠のき、大学入学時にまた本でも読んでみようかと村上春樹の新刊を購入したけれど、10ページも読めなかった。 スマートフォンと読書離れの間に直接的な因果関係があるかはわかりません。しかし、少なくとも高校からの3年間は長い文章から離れていたので、読めない体になってしまった。「村上春樹10ページ」はインパクトが強く、「読書はコスパが悪い」と話していたのも象徴的でした。 村上春樹を10ページで断念…静かに進行する「本を読めない体」への深刻な影響(クーリエ・ジャポン) - Yahoo!ニュース読書離れが進む現代において、人々は単に本を「読まない」のではなく、外部環境の変化によって「読めなくなった」のではないか。スマートフォンやSNSの普及、タイパを重視する動画文化の台頭により、長い文章をYahoo!ニュース…