1: 匿名 2026/02/23(月) 17:09:44 プリウスは「ダサい」から米国で大ヒットした…同じHV車なのにトヨタとホンダで明暗がはっきりと分かれたワケトヨタのプリウスはアメリカで長年にわたり高い人気を誇っている。だが発売当初は、同価格のガソリン車よりも走り、快適性、安全性において劣っているとされた。それがなぜベストセラーカーとなったのか。アメリカの行動経済学者、ウリ・ニーズィーによる『インセンティブが人を動かす』(訳:児島修、河出書房新社)より、一部を紹介する――。PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) プリウスのオーナーは、自分の車がユニークで、周りから「カッコいい」と思われるような外観ではないことを気に入っている。プリウスの外観を見た人は、こんな車を買うのは本当に環境意識の高い人だけだろうと思うはずだ。 この考えは、2007年にニューヨーク・タイムズ紙がオレゴン州バンドンにあるCNWマーケティングリサーチの調査結果を引用した際にも裏付けられた。 この調査によれば、トヨタ・プリウスの購入者の57%が「この車に乗ることで自己主張ができる」ことを購入理由として答えていた。「燃費の良さ」を理由に購入したと答えたのは36%にすぎず、「排ガス量が少ない」は25%とさらに少なかった。 「カムリハイブリッド(トヨタの中型乗用車)は、私が伝えたいメッセージを発信するには微妙だった。私はできる限り大きなインパクトを与えたかった。プリウスのほうが、はっきりとしたメッセージを伝えてくれる」――メアリー・ガッチ、サウスカロライナ州チャールストン在住 2017年、ワシントン・ポスト紙のロバート・サミュエルソンは、この現象を「プリウス・ポリティクス」(プリウスを巡る社会的な駆け引き)と見事に表現し、人々がプリウスを購入したのは公害を減らすためというよりも、この車に乗っていることを周囲に見せびらかすためだったと主張した。 同じ年、ホンダのCEOは「ガソリン車のシビックと見た目の差別化がほとんどないシビック・ハイブリッドを発売したのは間違いだった」と認めた。そして、それによってトヨタはハイブリッドカー競争に勝利したのである。…