韓国の債務残高対GDP比「相当な上昇予想」 IMFが警告=31年に63%(聯合ニュース) 国際通貨基金(IMF)が15日までに公表した報告書で、政府債務残高の対国内総生産(GDP)比が大幅に上昇することが予想される国として韓国とベルギーを挙げて警告した。韓国企画予算処などが16日、伝えた。 ただ、半導体の好調や物価上昇率の上方修正などに伴い、今年の名目成長率の見通しが当初の予測を大きく上回ったことで、債務残高対GDP比の見通し自体は下方修正された。 (中略) 報告書は「スペインと日本は、良好な金利・成長率の関係により、2031年までに債務比率が10〜14ポイント低下する」との見方を示した。 一方で「これとは対照的に、ベルギーと韓国は(出発点は異なるものの)債務比率の相当な上昇が予想される」とし、「2031年までに、債務残高はベルギーがGDP比122%を超え、韓国は63%に達するだろう」と分析した。 IMFは、昨年11月に発表した資料で、韓国の政府債務について「2025年のGDP比48%から2030年には59%へ漸増する」と診断していたが、わずか5カ月で警告のレベルを強めた。 (引用ここまで) 韓国ではかつて政府債務が40%を超えることはタブーとされていました。 通貨危機の煽りをまともに食らって国家破産を宣言。IMF管理下に置かれたことがトラウマとなっており、「どのようなことがあっても40%を超えてはならない」としていたのですね。 ムン・ジェインもパク・クネ政権時代に政府債務が40%を超えようとしていた時に「防衛戦(マジノ線)である40%を超えた」として批判していたほどです。 一度は30%台に落ちたのですが、その4年後(2019年)となるムン・ジェイン政権下でまた40%を突破しました。 この時、ムン・ジェイン大統領は「40%を超えたら危機になるとの科学的根拠を示せ」と言い出したことで知られています(笑)。 まあ、典型的な外需頼りの国が債務増加するとなると、国際的な信用に欠けることになるのは間違いないところ。 では、その債務度合いはどれくらいか……って話なんですけどね。 それから7年ほどが経過しまして、韓国の国家債務は対GDP比で50%を超えています。 あ、それと「国家債務」と単純に書きましたが、これは政府単体での債務。 いわゆる「D2」と呼ばれる債務。 24年末時点で1270兆8000億ウォン。 実質的な債務である「D3」は公企業の赤字等も含めるので、すでに1738兆6000億ウォン。 2024年のGDPは2549兆1000億ウォンだったので対GDP比で68%ほど。 韓国は公企業に赤字をつけまわすクセがあるので。 韓国電力とかひどいことになっているわけです。 結果、IMFがマジ顔になって「債務拡大のペースが速すぎる」「半年前は30年に59%になるっていったけど、63%に修正するわ」って発表したと。 まあ、そんなことも気にせずイ・ジェミョン政権は「石油危機で大変じゃろ? ひとりあたり60万ウォンの現金配るよ」ってやってます。 原油・物価高対策で最大約6万円相当の支援金給付へ 韓国で補正予算(朝日新聞) どんだけ債務拡大しようとも苦しむのは自分たちではありません。 次世代、あるいはその次の世代くらいになって響いてくるのですから。 韓国のようにハードカレンシーを持たない国にとってはけっこう致命的だと思うんだけどなぁ……。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 「日韓協力は可能なのか」との話題を安保面から見てみる 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…