1 名前:冥王星(北海道) [NL] 2025/09/13(土) 17:15:01.37 ID:h14zS38G0● ?2BP(2000).net 人気バスケットボール漫画「スラムダンク」の「聖地」として知られる江ノ島電鉄鎌倉高校前駅近くの踏切で、オーバーツーリズム(観光公害)が深刻化している。地元の神奈川県鎌倉市は13日から撮影エリアの設置など対策に動き出す。 9月9日昼、記者は踏切付近を訪ねた。景色を眺めるためか、大型のワンボックスカーが一方通行の坂道の途中で一時停止していた。道を塞がれた後続車が何度もクラクションを鳴らす音が響いた。 踏切は、スラムダンクのアニメ版でオープニングシーンに登場する。相模湾を背景に電車が踏切を通過する時は一斉にカメラが向けられ、道路にはみ出る人もいる。 市は周辺の安全確保のため、江ノ電と協力して2017年度から警備員を配置。24年度からは1人を増員し、計2人体制で対応してきた。しかし、最近は違法な「白タク」とみられる、外国人観光客を乗せた大型のワンボックスカーが一時停止して写真撮影するケースが目立つようになった。 8月25日には、踏切周辺で違法駐車していた白タクとみられる大型車の運転手に、市内の男子中学生が注意したところ、乗っていた自転車に車を接触させられる事件も起きた、という。 「ここ数カ月でフェーズ(局面)が変わってきてしまった」 鎌倉市の松尾崇市長は8月下旬、黒岩祐治知事や周辺自治体の首長らと会談で、「注意すると、威嚇されるという状況になった。地域住民とのトラブルも非常に感情的になってしまっている。さらに切り込んで対応しなければならない」と訴えた。 市は13日から16日の4日間、市職員約10人を現場に派遣し、①踏切近くの公園に観光客用の撮影エリアを設置、②ゴミ箱を設置、③踏切周辺の駐停車や私有地への立ち入り禁止を呼びかける、などの対策を実験的にとる。 同市の人口は約17万人だが、市内には年間で延べ1594万人(2024年度実績)の観光客が訪れている。…