韓水原、原発輸出でウェスティングハウスと「奴●契約」、有効期間は「永久」(ハンギョレ) 5日にハンギョレが祖国革新党のソ・ワンジン議員を通じて確認した「韓国水力原子力・韓国電力‐ウェスティングハウス間の技術使用協定」の内容によると、当事者はこの協定が「発効日から50年間効力を維持し、その後、双方が終了することに合意しない限り、5年ずつ自動延長」することに合意したことが分かった。韓水原と韓国電力が原発輸出の際に、ウェスティングハウスに1基あたり8億2500万ドル(約1兆1500億ウォン、1200億円)規模の対価を支払うという内容が含まれるこの協定の有効期間は、当初は50年と言われていた。しかし、さらに詳しく調べてみると、対価を受ける側であるウェスティングハウスが終了を望まない限り、協定は永久に効力を持つことが可能であるという事実が判明した。 ハンギョレによる取材の結果、ウェスティングハウスは、当初から協定の永久効力を主張していたことがわかった。協定の状況をよく知るある関係者はハンギョレに「有効期間がないことについて、(韓国電力と韓水原の)取締役会では反発があり、追加協議の過程で50年の有効期間を入れた後、『目くらましでごまかす』手法で自動延長の条件を加えた」と明らかにした。 (中略) この協定の主な内容は、韓水原と韓国電力がウェスティングハウスの技術を含む原発を輸出する場合、ウェスティングハウスから技術実施権(再実施権含む)を与えられ、その対価としてウェスティングハウスに1基あたり8億2500万ドル規模の技術料および設計・部品調達・施工(EPC)の業務を提供するというものだ。さらに、ウェスティングハウスは一部の国(チェコ、サウジ、アラブ首長国連邦、トルコ、ヨルダンおよび中央・東南アジア、アフリカ、南米)についてのみ技術実施権を許容し、韓水原と韓国電力は、北米や欧州などの最重要の地域では受注競争に参加する機会さえ奪われた。それ以外の国に対する技術実施権付与の可否が合意に至らない場合、「ウェスティングハウスが最終決定する」という条件も含まれている。 (引用ここまで・●は隷) ふむ。 韓国によるチェコへの原発輸出に際して、アメリカのウェスチングハウスが韓国水力原子力(公社扱い)に対して異議を申し立てて、その後に和解しました。 その和解に際して結ばされた契約の内容が屈辱的な「50年契約」であったとのニュースは既報。 輸出1基につき8億2500万ドルを支払い。 北米、日本、EUへの輸出は原則禁止。 SMR、小型原発については事前にウェスチングハウスの技術侵害がないかをチェックさせる。 契約期間は50年。 そういった「屈辱的」な契約内容だったと。で、今回はそれに加えてさらに屈辱的な条項があったとのニュースだそうです。 50年契約とされていたものの、実際には双方が申し立てないかぎり5年ずつ延長。 韓水原、韓国電力側の違反で契約が破棄される場合もウェスチングハウスからの技術実施権(おそらくWH社の技術が使用されていないかの検証を実施する権利)は喪失しないと。 ……独自技術で原発を建設できないんだからしかたないんじゃないかな。 だって韓国の原発って、タービン建屋が雨漏りするとか、台風で海から潮風が吹いてきたらなぜか自動停止するとかそういうレベルです。 恐ろしいすっわ。 独自技術でなく、ウェスチングハウスからの技術を使ってくれるんだったらまだそっちのほうが安心材料になる。 日本海側の原発、日本とそんな距離離れてないですからね。 note.comで楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 中味は長編記事。最新の記事は「 アメリカの基本防衛戦略を拒絶する韓国……米韓同盟に未来はあるのか? 」となっています。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…