スタートレックのスターゲイザー号 Image credit:Paramount Pictures アメリカのSFドラマ『新スタートレック』には、ワープを利用した架空の宇宙戦闘機動戦術「ピカード・マニューバー」が登場する。 光やセンサー信号よりも宇宙船が速く移動することで、敵のセンサーには「古い位置の残像」と「実際の現在地」の2つの映像が同時に映し出される。それにより、敵を混乱させ、誤射を誘うという戦術だ。 ブラジルの物理学者が、この戦術を時空図を用いて検証した。 宇宙船が光より速く動けると仮定して計算したところ、特定の瞬間に、敵には宇宙船の像が複数見えることが判明した。 しかも特定の瞬間は、劇中で描かれた2つではなく3つの像が見えるため、さらに複雑に敵を惑わせる効果があることが示された。 この研究成果は、プレプリントサーバー『arXiv』(2026年8月22日付)で公開され、『American Journal of Physics』誌に掲載される予定だ。 ... ▼あわせて読みたい ・もしもワープドライブに失敗したらどうなるの?最新の科学が示す答え ・『スタートレック』のカーク船長が実際に使用していたフェイザー銃とコミュニケーターがオークションに出品 ・ワープドライブをすると重力波が発生、検知できれば地球外文明の存在が明らかになる可能性も ・ついに可能になるのか?物理法則に反しないワープ航法理論を科学者が提唱 ・スタートレックの生みの親やJFKなどの遺灰を載せて、世界初となる”深宇宙”への商業的宇宙葬 この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / サブカル・アート…