Image generated by dall·e OpenAI 我々はAIに悩み事を聞いてもらう立場にある。では逆の場合はどうなるのか? AIチャットボットを心理カウンセリングの患者として扱うと、自分に組み込まれたシステムの制限をトラウマとして苦悩を語り出すことがわかった。 ルクセンブルク大学の研究チームは、AIをメンタルヘルスのサポートに利用する際のリスクを検証するため、主要なAIモデルを患者として扱い、人間がカウンセラーとなり対話する実験を行った。 その結果、AIは安全テストなどを虐待に例え、心にトラウマ(深い傷)を負っているかのような架空の物語を作り出すことが明らかになった。 この研究成果は、プレプリントとして『arXiv』(2026年7月20日付)に公開された。 ... ▼あわせて読みたい ・AIは人間の性格を理解している?ChatGPTが性格診断を作成し回答まで事前予測 ・AIは訓練データに痕跡がなくても別のAIから悪い癖を受け継ぐことが判明 ・AIを信頼して使う人ほどAIの質の影響をそのまま受けることが研究で判明 ・チャットGPTは同じ質問を繰り返すと答えが二転三転する。一貫性に欠けることが判明 ・AIの答えに潜む「バイアスの罠」 質問の仕方で真実がゆがむ この記事のカテゴリ:サイエンス&テクノロジー / 知る…