Image credit:NASA/JPL-CalTech/T. Pyle 約45億年前、火星ほどの大きさの仮想の古代惑星「テイア」が原始地球に衝突し、飛び散った破片が集まって月になったとする「ジャイアント・インパクト説」は、月の形成に関する最も有力な説とされている。 これまで、月になる破片が集まりきるまでには100年ほどかかったと見積もられてきた。 ところがアメリカの研究チームが、天体の「物質の硬さ」を計算に入れてシミュレーションをやり直したところ、地球とテイアが高温でやわらかい岩石のままぶつかった場合には、わずか5時間で今の姿に近い月が形成された可能性があるという。 この研究成果は『The Astrophysical Journal Letters』誌(2026年9月1日付)に掲載された。 ... ▼あわせて読みたい ・サハラ砂漠で発見された隕石が、45億年前に砕け散った原始惑星の存在を示唆 ・月誕生のきっかけとなった天体「テイア」は地球の近くに存在していたとする説 ・地球の過去は消えていなかった 45億年前の原始地球の痕跡を発見 ・月は考えられているより1億年以上古かった。岩石が再融解で若返りした可能性 ・地球の内部に原始惑星「ティア」の残骸が閉じ込められている可能性 この記事のカテゴリ:知る / 自然・廃墟・宇宙…