日本政府のODA(政府開発援助)によって建設された、バングラデシュ初の都市型鉄道、ダッカメトロ6号線。ダッカの中心地を南北に結ぶ全長約21キロ、17駅で構成される全線高架の路線です。同路線は、鉄道の顔となる車両の製造・納入、車両基地土地造成、本線の主要な工事や駅舎建設、信号や改札システム等の主要機材の供給を日本企業が受注。日本の鉄道技術をベースとした標準システムを採用しており、車両はJR山手線の車両をモデルにしています。またSuicaやPASMOと同じ非接触ICカード技術方式が導入され、関係機関が発行する交通系ICカードを利用して乗車できます。さらには、組織体制や法整備、安全運行、駅周辺開発に関する技術協力など、日本は非常に多岐にわたる面から協力を行っており、エレベーター、点字ブロック、優先席、女性専用車両など、日本と同じ設備も整備されています。文字通り日本式の鉄道が導入された形ですが、YouTubeなどには、欧米出身の人々が、そのモダンさに驚く動画が投稿されています。例えば、世界中を旅するドイツ人インフルエンサー、アレックスさんもその一人で、「バングラデシュのメトロが西欧を超えていたとき」の驚きようを各SNSに投稿して大きな反響を呼んでいます。関連投稿には、様々な反応が寄せられていました。その一部をご紹介しますので、ご覧ください。「日本は実在する国なのか?」 米大企業の社員が日本の鉄道システムに驚愕…