古くは7世紀までさかのぼることができるとされる日本文学。同一言語・同一国家の文学が、1400年近くにわたって書き続けられ、また読み続けられることは類例が少なく、中でも平安時代中期に成立した日本の長編物語である「源氏物語」は、「世界最古の長編小説」と言われています。上代文学、中古文学、中世文学、近世文学、近現代文学と時代区分がある中で、どの時代の文学も世界的に人気がありますが、特に現代の日本の小説は世界各国でブームの様相を呈しており、イギリスでは2024年の翻訳フィクション売上トップ40のうち、実に43パーセントが日本文学であり、1位は柚月麻子さんの小説「BUTTER」でした。韓国でもここ10年以上日本文学ブームが続いており、東野圭吾さん、村上春樹さん、吉本ばななさん、太宰治などの作品が継続的にヒットし、2018年には、販売された小説のうち、日本人作家のシェアが31%に達し、韓国人作家のシェア(29.9%)を初めて上回っています。また、台湾でも韓国同様、現地の作家よりも、日本の作家の作品の方が売れる傾向が続いています。SNSでも日本文学に関する投稿が山のようにありますが、小説専門の投稿を行っているインフルエンサーが町田そのこさんの人気小説、「コンビニ兄弟 -テンダネス門司港こがね村店-」を読了後、各SNSに以下の短いメッセージを発信し、大きな反響を呼んでいます。「この本を読んで、なぜ世界の人たちが、日本の小説を愛しているのか理解出来た」町田そのこさんの小説に限らず、日本の作品を読んだことで、人気の理由を理解する外国人は多いようで、コメント欄には共感の声が相次いでいました。他にも様々な意見が寄せられていましたので、一部をご紹介します。「日本の勢いが凄いな!」 日本の小説の世界的な人気ぶりが一目で分かる写真が話題に…