312: 本当にあった怖い名無し 2020/02/02(日) 02:53:19 ID:dsxMfqeA0.net 7年前、結婚前の奥さんと旅行で琵琶湖に行って、旅行中にあるお寺によりました。 彼女はいわゆる「見える」ひとだったんだけど、そのお寺の境内に入ってから妙にそわそわ。 理由を聞いたら、「なんか変な感じがする」とのこと。 じぶんが「やめとく?」って聞いたら、彼女は「大丈夫」と言うので、とりあえずお参りだけしていきました。 その日はそのあともいろいろ名所などをまわってホテルへ。 夜部屋でお酒を飲んだりしてくつろいでいたのですが、いつの間にかふたりでうとうとしてベッドで寝ていました。 目を覚まして時計を見ると寝てたのは1時間くらい。彼女は先におきてたみたいでなぜか自分の顔をじっと眺めていました。こわい形相で。 じぶんが「ごめん寝てたみたい」と言うと、なぜかいきなり彼女になぐられました。 理解が追いつかず「は?」って言ったら、またなぜかなぐられる。 彼女の手をおさえようとしたんだけど、女とは思えない力ではらいのけられ顔やら胸やら殴られ続ける。 痛いし意味わからないしで「いいかげんにしろよ!!」とどなって彼女をつきとばした。 彼女は床に倒れてしばらくつっぷした状態でうごかない。 打ち所悪かったのかなと思ってさすがに心配で恐る恐る近寄ると、彼女は起き上がり、「ごめん。どうしてかわからないけど、あなたを殴らないといけないような気がしたの」とのこと。 意味がわからないけど、彼女は泣きながら謝ってるし、正気に戻ったみたいなのでその場はそれで終わりに。旅行も暗いムードだったけどその後はなにもなく終了。 ただ、気になることがあって、なぜか殴られた記憶もなければ、状況的に殴られるはずがない場所(背中とか)があざになっていました。 その後彼女からは会うたびに謝られたけど、なぜか自分はその話をしたくなかったので深入りもせず、アザのことも彼女には言わないままでした。…