チュ・シンス、MLB名誉の殿堂入り候補選定··· 韓国人初(朝鮮ビズ・朝鮮語) チュ・シンス(43) SSGランダース球団主補佐役が韓国人選手初めてアメリカプロ野球メジャーリーグ( MLB )名誉の殿堂入会候補名簿に名前を上げた。 米国野球記者協会(BBWAA)は18日、2026年に名誉の殿堂に入成できる新しい候補12人と既存候補15人を発表した。 (中略) MLB名誉の殿堂は10シーズン以上活躍した選手のうち、最近5年以上アメリカプロ野球でプレーしていない選手を対象に名誉の殿堂入会候補資格を与える。 BBWAAは最近、資格のある対象者のうち候補を選別し、秋信守が堂々と一角を占めた。 チュ・シンスはアジア選手では4番目に名誉の殿堂候補になった。 秋信守に先立ち、野茂秀夫、松井秀樹、イチローの3人の日本選手が候補に選ばれ、イチローが今年1月に発表した投票で得票率99.75%で名誉の殿堂に入成した。 チュ・シンスはアジア第2名誉の殿堂入会に挑戦するが、可能性は小さく見える。 (引用ここまで) おっと、なんとあのチュ・シンスが殿堂入り候補になりました。 楽韓Webでは去年の頭に「イチローは満票かどうかが問われるだけで殿堂入り確実」「チュ・シンスは……候補も無理じゃね?」と書いたのですが。 予想が外れたことをおわびします。 いや、すごいことですからね。殿堂入り候補だって。 候補を見てもスーパーエリートばっかりですから。 この中のひとりになったってことだけでだいぶ名誉といえます。 え? チュが殿堂入り失敗することを前提に書いていないか……ですって? うーん。こう言っちゃなんですが、チュ・シンスくらいのバッターはこれまでいくらだっていましたからね。 OPSが一度も.900を超えることがない、オールスター出場1回ていどの選手でした。 上位互換といえた「四球のギリシャ神」ことケビン・ユーキリス(オールスター3回、ゴールドグラブ1回)ですら得票ゼロで即座に資格喪失でした。 チュの累積WARは34.7(16年)、ユーキリスは32.4(10年)。年平均WARはユーキリスのほうが上。でもゼロ票。 去年殿堂入りのイチローの累積WARは60。サバシアは62.3。ビリー・ワグナーは27.7でしたが、リリーバーはWARを稼ぎにくいので……。 チュがいい選手であったことを認めるにやぶさかではないですが、イチロー、松井を超えた「アジア最強打者」とかは笑わせるのやめてくれってレベル。 イチローは得票率.975で満票に1票足りず、でした。 チュ・シンスは得票があるかどうかが注目ポイントですよ。そのくらい立場が違います。 なお、サムネは「ニューヨークタイムズに韓国料理(プルコギ)の広告で掲載された(当時テキサス・レンジャーズ所属)」際のチュ・シンス。その年の「最悪広告」のひとつとして挙げられていました。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 どの国とも関係性を築けず「孤立する韓国」 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…