「柱なしで建設した48メートルのデッキが崩落…ずさんな施工」埋没者の家族が憤り(中央日報・朝鮮語) 建築物構造安全診断専門家たちは工事現場の鉄骨構造物接合不良によって事故が起きたと見ている。 柱と梁をつなぐ溶接部位が荷重に耐えられず崩れたのが直接的な事故原因になったという分析だ。 このため光州市庁内外では「長さ168mの長い形のデザインを具現するためにスパンを長く設計した工法を導入したことが事故を招いたのではないか」という話も出ている。 調査の結果、崩壊当時の現場では屋上階のコンクリート打設を支持できる支持台が設置されていなかったことが把握された。 これに対して工事現場関係者は「支持台がなくてもコンクリート打設工事ができる特許工法を持っていて工事を進めた」と話した。 しかし、いざ特許工法にはコンクリート打設過程で発生する荷重にどれだけ耐えられるかに対する内容がないことが明らかになり、議論が予想される。 この日、現場を訪れた事故被害者の家族は「手抜き工事による事故」と話した。 被害者の実弟と名乗るコ某氏(61)は、「私も工事現場で鉄筋関連の仕事をしている人として、今回の事故は手抜き工事と見られる」とし、「崩壊したデッキが長さ48メートルあるが、大きな支えが両端に一つずつしかない。 途中に柱がないため、荷重に耐えられず崩壊した」と話した。 (引用ここまで) 昨日ピックアップした光州で建設途中だった図書館の崩壊事故。 映像からも分かるのですが、崩壊した部分は長さ48メートルとかなり広大なスペース。 そこにコンクリートを打設している最中、その重さに耐えられずに崩壊したってところですかね。 事故当時映像(かなり遠目ですが人が巻きこまれるシーンが映っています)がこちら。 なんでも施行企業は「支持台をせずに天井部分にコンクリートを打設するための特許を持っている」とのことで。 「支持台など最初からいらなかった」(手抜き等ではない)って主張をしているのだそうですが。 ……どうなんでしょうかね。 記事によると「特許は確かにあるのだが、どのくらいの荷重に耐えられるかは記載がない 」とのことで。 うん、まあ……うん。 あ、被害者は全員発見されたそうです。行方不明だったふたりも地下で亡くなった状態で発見されたとのこと。 コンクリート打設中の事故だったので、コンクリートが固まるのと競争のような捜索だったそうで。 捜索側も苦労したろうな、さすがに。 ちなみに完成時にはこんな形になる予定だったとのこと。 なんか……いくつか動画とか見ても、こんな傾斜のある作りにはなっていないような気がするんですが。いつもの「完成予想図」ってところかな。 たとえ完成しててもこの下のところには行きたくないなぁ。 しかし、いつものように命が安いし、軽い。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 迷走と株価乱高下を繰り返すウェブトゥーン、明日はどっちだ?(ないかも) あ、今回は個別コンテンツにも触れます 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…