「強い日本」望むアジア、ただし中国は例外(ブルームバーグ) 高市早苗首相の総選挙圧勝に対する反応は、アジア全域でほぼ一致している。「強い日本」は地域にとって良いという見方だ。ただし、中国だけは例外だ。 (中略) 元インド外務次官のニルパマ・メノン・ラオ氏は、ディール(取引)重視の米外交政策は「インド太平洋で継続性と戦略的な安定を提供する同盟国として、日本の重要性を必然的に高める」と論じている。 (中略) トランプ氏と中国の習近平国家主席との会談が4月に予定されているが、台湾政府は米中外交のてことして自らの将来が論じられるのを不安視している。そして、インド太平洋地域の多くの国が導き出している教訓は、トランプ政権の支援は条件付きで、気まぐれにも見える変化に左右されるということだ。 そうした警戒感をより切迫したものにしているのが、中国だ。威圧的な貿易措置や南シナ海での船舶への嫌がらせ、観光や重要鉱物の制限といった経済手段を選択的に使うことで、中国はこれまで、気に入らないと見なす行動を直ちに罰することができると示してきた。 高市氏が昨年、台湾海峡の危機が日本の安全保障に直接関わり得ると示唆した際、中国が示した激しい反発は、そうした現実を浮き彫りにした。 中国との安定した関係を望むと繰り返し述べる一方で、台湾有事の発言を高市氏が撤回しない事実は示唆的だ。中国の圧力はむしろ裏目に出て、日本国内では経済の対中依存を減らす方針が支持を集め、レアアース(希土類)やエネルギー分野での強靱(きょうじん)性の強化が進んでいる。 自信を深める日本政府は、中国が望む地域秩序形成を難しくする。多くのアジアの中堅国にとって、それは日本を魅力的なカウンターウエートにしている。韓国はそうした中堅国の典型だ。 歴史的な対立から日本の台頭に懐疑的だった韓国政府は、目に見える変化を示している。高市氏は最近、訪日した韓国の李在明大統領と会談した際、ドラム演奏で共演。こうした外交姿勢は、旧来の対立を脇に置き、協力を深める意思を示したものだ。 (引用ここまで) 先月の高市大勝利を受けてのブルームバーグの記事。 ネタがなかった時のストックとして置いておいたものなので、いま現在そういった状況です(笑)。 「アジアはより強い日本を求めている」との記事。 こうした見方は特に東南アジアにおいて顕著です。 シンガポールの大学がASEANの識者にさまざまな質問をしている「The state of Southeast Asia」ってレポートがあるのですが。 The State of Southeast Asia 2025 Survey Report(ISEASユソフ・イシャク研究所・英語PDF) 2025年版では「信頼できる外国」として挙げられている国、地域の中で日本が最大のものとなっています。 まあ、24年から「信頼できる外国」ではトップなんですけどね。 各国、地域に対してASEANの識者が「信頼できる」「非常に信頼できる」と答えた割合が── ・日本 66.8% ・EU 51.9% ・アメリカ 47.2% ・中国 41.2% ・インド 35.3% と、なっています。 あ、韓国ですか? 選択肢に入ってないですね。 他の項目ではポツポツと選択肢に入っているのですが、メジャーな質問の選択肢としては上がってないです。 それ以外にも「機会があれば働いてみたい国」でASEAN(20.5%)以外での1位は日本。17.6%。 2位はアメリカ(14.8%)。3位がオーストラリア(12.2%)。 これには韓国も選択肢としてあって、10カ国中9位(3.1%)です。ちなみに最下位はインド(1.6%)。 東南アジアからは「日本は中国に物言いができる地域大国として、しっかりと働いてほしい」って視線で見られているのですね。 まあ……高市政権だとあるていどは対応できるかな、とは思います。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国国会で「間違った判決は裁判官に懲役10年」「実質4審制」「最高裁判官を倍増」と憲法違反&司法権侵害の立法連発……なぜ? 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…