【コラム】米日、レアアース「脱中国」本格化…中国意識し苦心する韓国(中央日報) 米国は約120億ドル(1兆8800億円)規模の戦略鉱物備蓄計画「プロジェクト・ボルト」(Project Vault・別名「金庫プロジェクト」)をスタートさせた。このプロジェクトは石油戦略備蓄(SPR)と類似した方式で核心鉱物を備蓄し、中国発サプライチェーンショックに対応しようというものだ。同盟およびパートナー国を中心とした国際サプライチェーン協力戦略も本格的に稼働している。米国は核心鉱物のサプライチェーン再編のための貿易および協力ブロックの形成を推進中だが、このために今年2月に核心鉱物長官級会議(56カ国参加)を開催した。会議でJ・D・バンス米副大統領は「この1年間、米国経済が核心鉱物にいかに大きく依存しているかを痛感することになった」とし、「核心鉱物貿易ブロック」構想を明らかにした。この構想には、過剰生産と低価格攻勢によって新規鉱山開発プロジェクトが挫折する悪循環を防ぐため、一定水準の価格下限(price floor)を設定する案が含まれた。 昨年11月の高市早苗首相による「台湾有事介入」発言の後、中国からレアアースなど二重用途物資(軍事用と民間用の双方で使用可能な物資)の輸出統制制裁を受けている日本はすでに火の粉が降りかかっている状態だ。中国商務部は先月、三菱造船など日本の20の企業・機関を軍事力向上に関与したという理由で輸出統制管理リストに含めた。また、スバルなど20の企業・機関は「二重用途物資の最終使用者と最終用途を確認できない」として観察リストに入れた。 これに対抗し、日本は米国以上にサプライチェーンの多角化に乗り出している。 (中略) 韓国政府は先月、レアアースサプライチェーン総合対策を発表し、自立化に始動をかけた。短期的な需給危機管理と、中長期的な海外資源開発・生産のインソーシング(内製化)というツートラック戦略だ。野党時代に李明博(イ・ミョンバク)政権の資源外交を批判してきた現政権は立場を一転させ、過去のずさん経営と人事問題で海外直接投資が禁止されていた韓国鉱害鉱業公団に海外資源開発の統括機能を付与する方針だ。 問題は、韓国政府が中国との関係を意識し、米国主導の核心鉱物貿易ブロック構想への参加を苦心している点だ。韓国は趙顕(チョ・ヒョン)外交部長官が今年6月まで同構想を議論する長官級会議の議長を務めているが、約35カ国が参加の意思を表明しているにもかかわらず、未だに参加の意思を明らかにしていない。外交部関係者は「現在までに参加要請を受けたことはないが、関心を持って見守っている」と述べた。 (引用ここまで・太字引用者) レアアースを中国が戦略物資として扱っている以上、西側諸国としてはサプライチェーンの再編をするしかないんですよね。 「レアアース」とはしているものの、物質としてはわりとそこらにあるものなのでやろうと思って時間をかければなんとかなる。 そのあたりが原油とはちょっと違う部分ではある。 南鳥島のものも20倍のコストがかかるとされているけど、続ければあるていどのコスト低減もできるんじゃないですかね。 それ以外にも日米豪を中心としてまあ、いろいろと取り組みはしていますし。 欧州も含めた取り組みもあります。 で、韓国がそれを横目でちらちら見ながら「参加しないとは言っていない」みたいなことを言っているっていうね。 いつものように中国が怖すぎて、レアアースのサプライチェーン再編に参加できずにいる。 最終的においしいところは持っていくつもりなんでしょうけども。 面白いのは「参加要請を受けたことはない」って断言しているところ。 アメリカも「韓国の事情」をよく理解しているんでしょうね。 「ああ、いいよ。OKOK。来れたら来てよ(誘うとは言っていない)」 ──くらいの扱いですね。 韓国の扱いに慣れたっていうべきなのか。 ここ10年くらいですっかり慣れてきましたね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国国会で「間違った判決は裁判官に懲役10年」「実質4審制」「最高裁判官を倍増」と憲法違反&司法権侵害の立法連発……なぜ? 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…