外国人観光客が「決済できない国」韓国…観光消費低迷の要因に(KOREA WAVE) 韓国を訪れた外国人観光客から「決済できないことが最大の不便」との声が相次いでいる。交通機関では現金が必要で、オンラインでは本人認証やカード決済が通らないなど、韓国特有の決済・認証システムが旅行消費の障壁になっていると、12月10日に開かれた国会主催の討論会で指摘された。 尚志大学のソ・ジヨン教授は、訪韓外国人の1人あたり支出が2019年比で17%減少したのは「決済しようとしてもできない三重の壁」があるからだとしたうえ▽携帯電話番号を使った本人認証▽海外カードの拒否率の高さ▽モバイル決済の非互換性――をその主因とした。 ビザ・コリア社長のパトリック・ストーリー氏も「韓国は決済先進国だが、外国人には最も使いにくい」と批判。現金がなければ地下鉄にも乗れない現状を例に挙げ、グローバルで広がる「オープンループ」方式の導入を求めた。オープンループとは、交通ICカード不要で、NFC対応のクレジットカードで直接改札を通過できる仕組みで、導入後は観光客の消費が平均15%増えるとのデータもある。 (引用ここまで) 韓国は基本、クレジットカードやQR決済のようなキャッシュレスが普及しているのですが。 外国人にとってはかなり使いにくいのが実際、とのニュース。 これ、すっごいわかりますわ。 外国で発行されたカードの拒絶率がやたら高い。何度か実際に体験しています。 QR決済はローカルのもので国外のものと互換性がない。 けっきょく、コンビニで現金使うのが一番使いやすいなんてオチになったりするのです。 「韓国がキャッシュレス大国である」なんてのはローカルの話で外国人観光客にとっては別、なのですよ。 ちょっと前に「韓国への観光客数は伸びたが、ひとりあたりの消費額は減少した」なんて記事をピックアップしています。 ひとりあたりの消費額は15%減(2019年比)。 消費金額が上がらない理由の中に、こうした「外国人にとって使いにくいキャッシュレス決済」が少なからずあると思います。 いや、ホントにね。 引用外には「特に地方の観光地で問題がある」ってされています。 「地方に誰も行かない」ってのはここら辺にも問題があるのでしょうね。あと、外国語がまったく表記されていなかったり。 一応、こんなイベントがあったりはするとのことなのですが。 台湾も日本も惚れた···花火ではない落花に注がれた関心(イーデイリー・朝鮮語) こういうのとかもう少しアピールするとよいかもしれませんね。 まあ、これ目当てでちょっと観光客が増えたら「ホテルがあふれました!」ってオチになると思いますけども。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 迷走と株価乱高下を繰り返すウェブトゥーン、明日はどっちだ?(ないかも) あ、今回は個別コンテンツにも触れます 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…