ニューヨーク市マンハッタンにある、世界最大級の美術館「メトロポリタン美術館」。アメリカに国際的規模の美術館が存在しないことを憂いた、実業家のジョン・ジョンストンなどの尽力で1870年に開館し、現在では絵画・彫刻・写真・工芸品ほか、家具・楽器・装飾品など300万点の美術品を所蔵。全館を一日で巡るのは難しいほどの規模を誇る、世界最大級の美術館の1つとなっています。そのメトロポリタン美術館が先日、到着したばかりの日本の鎧の開封動画を、「驚きが詰まった鎧!」とのタイトルで投稿。この鎧について、以下のように説明しています。「この並外れた技巧で作られた日本の鎧(具足)は、 戦場で使用するためではなく、富を誇示するために作られました。 これは16世紀以前の伝統的な様式を復活させた、 江戸時代後期の鎧の傑出した例です。 比較的平和で安定していた江戸時代には、 鎧の実用的な用途は減少しました。 新しい具足を持つ余裕のある高位の武士たちは、 その装飾的な側面に重点を置きました。 鎧の一部に収納スペースが組み込まれた例はいくつか存在しますが、 匙付きの薬入れと筆付きの硯が使用されている点は独特であり、 他に知られているどの具足にも見られないものです」その職人技に驚く声の他、映画など現代への影響、日本の鎧が外国の地にある事への疑問の声など、様々な反応が寄せられていました。その一部をご紹介しますので、ご覧ください。「なぜ侍は盾を使わないんだ?」 戦国時代の合戦を再現した映像が海外ネットで大反響…