韓国・人気アニメの聖地なのに、日本人・中国人の客に「言葉の壁」…中央博物館に「言語対応不十分」批判(KOREA WAVE) 米動画配信大手ネットフリックス(Netflix)で話題となった韓国アニメ映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」の人気を受け、作中の舞台として描かれた国立中央博物館(ソウル市)が新たな“聖地”として注目されている。だが、同館を訪れる日本人や中国人観光客に対する展示解説の言語対応が不十分であることが明らかとなり、文化観光インフラの課題が浮き彫りとなっている。 韓国文化体育観光省が運営する観光統計データによると、2025年1〜8月の間に韓国を訪れた外国人観光客のうち、日本、中国、台湾の3カ国・地域の出身者は全体の約58.8%(約728万人)を占める。 特にKPOPガールズ! デーモン・ハンターズの影響で、国立中央博物館にはアニメファンをはじめとする多くの観光客が詰めかけている。 だが、展示の解説がハングル(韓国語)と英語に限られている場合が多く、日本語や中国語に対応していない箇所も少なくない。来館者は展示物の内容を深く理解できないまま、視覚的な印象に頼って観覧せざるを得ない状況にある。 中国からの留学生は「韓国人の友人と一緒のときは説明を理解できたが、一人で来ると情報が乏しく物足りない」と語った。また、日本から訪れた観光グループも「英語ができない仲間は、説明の理解に苦労していた」と話す。 (引用ここまで) 韓国の新たな観光地となった国立中央博物館。 Netflixで話題になった「K-POPガールズ! デーモンハンターズ」における舞台のひとつなのだそうですよ。 楽韓さん未見。 製作がソニーピクチャーズだってことで「日本にすべて持っていかれた」なんて記事もちらちらと出てたりします。 んで、その国立中央博物館にはハングル・英語以外にろくに解説がないので、外国人が楽しめないってお話。 んー、まあ韓国はどこでもそうですよ。 というか、英語の案内もソウルをはじめとした大都市圏にしかないです。 一応、駅名とかはハングル、英語、日本語、簡体字あたりで表示されていますが、バス停で地方とかだと普通にハングル表記だけ。 あと駅名もカタカナで分かりにくいことこの上ない。 よく笑い話に出てくるのは「東大門歴史文化公園」って駅名。 日本語表記で「トンデムンヨッサムンファコンウォン」って一気に書かれててなにがなにやら。 あとソウル駅も「ソウルヨク」って書かれてて「……ヨクとは?」ってなる。 駅のことですね。 正式名称は「ソウル駅」なんで、日本語表記したら確かに「ソウルヨク」なんですが。 結果、日本人のほとんどが簡体字表記のほうを読んでいるっていうね。 ハングル表記優位の考えかたが基本にあるからなんだろうなぁ、あれ。 カタカナで便利に読めるだろうって考えが根本にあると思われるのです。 とまあ、こんな感じで自己満足的に表記しているだけで、外国人本位じゃないんですよね。 なので、国立中央博物館もこんなもんでしょうってところです。 ちなみに東京国立博物館の場合は日本語、英語、中国語(簡体字)、ハングルで表記されています。2020年くらいに日本語、英語から変更されたんだったかな。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 イ・ジェミョン大統領、意外と反日でも反米でもなかった? ……実はそこには大きな理由がありました 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…