「カンボジア事件被害者は不法就労しに行っただけ」…韓国内で冷たい視線(KOREA WAVE) カンボジアで発生した韓国人の拉致・拷問事件が波紋を広げるなか、被害者らに対する韓国の世論が分かれている。中には、違法行為に加担する可能性を知りながら現地へ渡った人々もいたことが明らかになり、「純粋な被害者とは言えない」との批判が出ている。一方で、詐欺に遭い監禁・暴行を受けた被害者への「二次加害」を懸念する声も上がっている。 在カンボジア韓国人社会では、「違法だと知りながら行った」との見方が強い。10年以上カンボジアに居住するある韓国人は「就職詐欺の問題はここ2~3年で急増した。『数千ドルのインセンティブがもらえる』という広告を信じて来るのは、違法だと分かっていても来るということだ」と語った。 高収入を求め自ら不法行為に関わろうとした人々の存在が、カンボジア全体を「犯罪の温床」と見せてしまったとして、現地の韓国人コミュニティでは観光業などに悪影響が出ているという。「旅行を予定していた人々が相次いでキャンセルし、現地で生計を立てる韓国人が打撃を受けている」との声もある。 インターネット上でも、「週500万ウォン稼げるという話を信じて行くのは理解できない」「ボイスフィッシングに加担しようとした者より、だまされて全財産を失った被害者の方がよほど気の毒だ」といった批判があふれている。 一方、現地犯罪組織から脱出した人々によると、犯罪に加担していた者の中には「成果が上がらない」「借金を負った」などの理由で暴行や監禁を受け、逃走を図るケースも多いという。そのため、カンボジアに拘束されている韓国人の中には帰国を拒否する者もいる。犯罪に関与したため、帰国後の処罰を恐れているとみられる。 韓国外務省は10月11日の説明資料で「純粋な就職詐欺被害者だけでなく、オンライン詐欺だと知りながら家族に隠して自発的に加担した事例も多い」と指摘。「救出後に大使館の支援を拒み、帰国後再びカンボジアに入国して詐欺拠点へ戻るケースも相当数ある」と明らかにした。 (引用ここまで) カンボジアで行われている中国人が中心になって設立された「企業」による大規模特殊詐欺の下っ端に韓国人が多数「雇用」されていることが判明しています。 なんでも「年収5億ウォン!」とかのウェブ広告に釣られてカンボジアに向かう若者がけっこうな数いるのだとか。 韓国経済の内需不況もここまで至ったか……ってところですね。 以前、どこだったかで「韓国の若者に『一定以上の金額を稼ぐためには違法行為を許容するか否か』と訊ねる意識調査」がありまして。額は1億ウォンだったかなー。 それを稼げるのであれば違法行為であっても構わないって回答が多数であった、なんてことがありました。 ちょっと探したのだけども原典が見当たらないので眉唾で見ておいてください。 まあ、そんな感じの意識なものですからこうした話にも乗る若者が少なくない。 単純にカンボジア旅行中に拉致されている韓国人とかもいるようですけどね。 この「企業」に韓国人が1000人だか3000人だかが囚われている(就職?)とのこと。 そして役立たずだとしてリンチされて亡くなった韓国人が数名。 犯罪団体の下っ端なんてそんなもんだろうなぁ。 昨日書いたイ・ジェミョン大統領が「カンボジアに目に物見せてやれ!」って激昂していたのはこれについての話で、ですね。 んでもって韓国社会でも「被害者だ」って見方と、「いや、好きでカンボジアまで行ったんだろ。犯罪者だ」って見方に分かれている。 大半は「アレ」か「アレの準備群」なんですよね。 韓国「MZ世代」暴力団、取り締まり逃れてカンボジアへ…入れ墨・指切断も「組織的犯罪の海外移転」懸念(KOREA WAVE) ただ、実際に「もうどうしようもない状況」でカンボジアに行った例ってのも少なからずあるようで。 自業自得、FAFO、ではあると思うけども。 楽韓さんはもう紙一重でどうなっていたか分からない、ただ運がいいだけの人(実力がある云々を抜きにして)なので、どうしても「不況下で目の前真っ暗になって動きが取れない人」に同情心が拭えないんだよな。 それなりの金額を毎年寄付に回しているし、災害に対してできるだけ寄付しているのも、それがひとつの原因です。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 イ・ジェミョン大統領、意外と反日でも反米でもなかった? ……実はそこには大きな理由がありました 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…