今から約60年前の1964年に開業した、世界の高速鉄道の先駆けとなる存在であり、「高速鉄道」のコンセプトを世界に広めた日本の新幹線。2025年(令和7年)の時点で、フル規格の8路線(合計2,955.7キロ)とミニ新幹線の2路線(合計276キロ)が営業中で、年間の利用者数は3億5000万人に上ります。なお、2024年現在の最高速度は、東北新幹線の宇都宮駅 - 盛岡駅間の時速320キロとなっています。新幹線の路線の中でも特に、東京―新大阪の東海道新幹線は「世界一の過密ダイヤ」とされ、近年はインバウンド需要によってさらに増加傾向にあり、2024年度の運行本数は、過去最多となる1日平均383本を数えました。1964年に東海道新幹線が開業した時、運行本数は1日60本だったため、実に6倍近い伸びとなっています。さて、今回ご紹介する動画は、世界中の都市の公共交通システムを視覚化し、動的な地図を作成するアーティスト、ブライアン・グリーンリーズさんが作成したもので、日本全国の新幹線の運行状況が可視化されています。日本の大部分の地域を縦断する新幹線のネットワークの凄さに、外国人から驚きと称賛の声が殺到していました。その一部をご紹介しますので、ご覧ください。「日本はどんだけ進んでたんだ…」 人類の概念を変えた日本の歴史的な貢献をCNNが大特集…