日本最高峰の山であり、その優美な風貌から、日本国外でも日本の象徴として広く知られている富士山。古代より山岳信仰の対象とされ、特に山頂部は浅間大神が鎮座するとされたため神聖視されてきました。その歴史を背景に、「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」の名で、世界文化遺産に登録されています。登山コースも整備されており、夏には登山が盛んで、2024年には20万4000人もの登山者がありました。かなりの数ですが、山梨県側の吉田ルートでは、弾丸登山や混雑対策のため、2024年夏からゲート閉鎖、通行料徴収、1日の登山者数上限の設定などの登山規制が導入されました。さらに2025年からは入山証の取得が義務付けられ、1人4000円の入山料が徴収されるようになっています。それでもやはり、富士登山の人気が衰えることはありませんでした。今回ご紹介する映像は、外国人観光客が、今年の7月末に富士山頂付近で撮影したもので、富士山頂でご来光を見るために、深夜2時から、列をなして登山を行う人々の様子が収められています。外から眺める富士山のイメージとは違うことから、その光景は多くの外国人に大きな驚きを与えています。寄せられていた反応をまとめましたので、ご覧ください。「日本がすぐ隣にあれば…」 外国人を救った日本人夫婦の驚きの行動が世界を笑顔に…