閉幕まであと2週間ほどになった大阪・関西万博。一般来場者数は2000万人を突破する大盛況で、近頃は閉幕前の駆け込み需要もあり、1日の来場者数が20万人を超えるのが普通になっています。今回の万博には158か国、7つの国際機関、そして13の企業のパビリオンが集結し、それぞれが独自の価値を来場者に提供しています。その中の1つが、「2025年日本国際博覧会協会」が主催した、「Welcome to Japan:漫画家メッセージボード展」でした。この会場では、出版社17社の垣根を越えた、日本を代表する漫画家95名による、万博のために書き下ろされた直筆の色紙が展示されていました。なお、全ての色紙には外国人に向けた、「日本へようこそ」、あるいは「ようこそ日本へ」というメッセージが書かれています。参加された漫画家は以下の先生方です(万博公式の資料より。敬称略)。山口貴由、御前モカ 、北河トウタ、 今日マチ子、 実樹ぶきみ、FLIPFLOPs、 板垣恵介、車田正美、 細川智栄子、七里慧/狭山ひびき/南々瀬なつ、 桜之こまこ、 喃羽ナミコ、 悦若えつこ、 小糸さよ、 はちくもりん、 須貝あや、 DUO BRAND./仙崎ひとみ、あしか望、佐藤ショウジ、吉村旋、 ハンバーガー、 田辺剛、 モクモクれん、 三部けい、 藍屋球、 花鶏ハルノ、 石坂ケンタ、 真島ヒロ、 和久井健、 曽田正人、 川上泰樹、 リカチ、 森下suu、 福本伸行、 瀬下武志、 オキモト・シュウ、 つるまいかだ、 山口つばさ、 荒川弘、 金田一蓮十郎、 ねこクラゲ/七緒一綺、 河本ほむら、 尚村透、 椿いづみ、 荒木飛呂彦、 原泰久、 加藤和恵、許斐剛、堀越耕平、鈴木祐斗 芥見下々、 くらもちふさこ。池野恋、遊維、まいた菜穂、松本しげのぶ、橘オレコ、みやこかしわ、村崎久都、森下みゆ、萩尾望都、田村由美、伊藤潤二、浅野いにお、上山道郎、加藤雄一、宮下裕樹、河本ほむら+ヒロ、那波なばな、片山陽介、あずみきし、井上淳哉、おおのこうすけ、つくしあきひと、大川ぶくぶ、いがらしみきお、高橋よしひろ、北崎拓、天王寺大/郷力也、天王寺大/渡辺みちお、九十九森 / さとう輝、こしのりょう、 クール教信者、高野いちご、村上たかし、梶川卓郎、辻やもり、植田まさし、杜康潤、肉丸、眼亀、ばったん、KENT、下元ちえ錚々たる顔ぶれが集まった豪華な展示なのですが、一回目は4月30日から5月2日と期間が短く、再展示は8月6日から9月4日までと期間限定であり、また万博公式サイトなどでの積極告知などはなく、イベントの個別サイトにも色紙展示の詳細がなかったため、「もったいない」「宣伝が上手じゃない」といった声も、SNS上では少なくありませんでした。いずれにしても、万博だからこそ実現したこの豪華な展示に、海外の漫画コミュニティは大盛り上がりとなっていました。寄せられていた反応をまとめましたので、ご覧ください。「ようやく日本に追いついた」 欧米における漫画の浸透度が一発で分かる写真が話題に…