2020年に「うっせぇわ」でデビューを飾り、現在では世界的な人気を誇る日本の歌い手であるAdoさん。2025年4月26日から8月24日まで、自身2度目となるワールドツアー、「Hibana」を開催していました。このツアーでは欧米を中心に世界約34都市を巡ったのですが、チケットは各地でソールドアウトとなり、総勢約50万人を動員し、日本人アーティストとしては最大規模の世界ツアーとなりました。なお、このワールドツアーのライブチケットの価格は、欧米の有名アーティストとほぼ同等で、SS席などのプレミアムチケットは200ドル、日本円で約2万9500円でした。(参考で、先日ワールドツアーの一環で日本で公演を行った、ビリー・アイリッシュさんの公演のSS席は2万5000円)。ツアー終盤にライブが行われたブラジルでもAdoさんのチケットはプレミア化しており、一人当たりのGDPが約1万ドルという経済状況の中で、SS席は930レアル(約2万5000円)とかなりの高額でした。先日、「グラミー賞」を主催する、レコーディング・アカデミーは、各SNSなどで、「Hibana」ツアーより「唱」のライブ映像を独占公開。映像内のキャプションでは、以下のように紹介されています。「Adoは、実際の声を使って、ボーカロイド曲のカバーを行う歌い手(Utaite)です。Adoの日本を超えた目覚ましい活躍は、J-POPの世界的な広がりを再定義し、彼女を同世代で最もパワフルで、影響力のある声の一人として確立しています」グラミー賞の主催団体が突然Adoさんをフィーチャーしたことが、現在海外で非常に大きな反響を呼んでいます。寄せられていた反応をまとめましたので、ご覧ください。「欧米人には斬新だった」 世界的ギタリストが解説するJ-POPの特殊性が話題に…