京都の高校吹奏楽部の中でも、強豪の1つとして知られる京都両洋高校吹奏楽部。近畿2府4県から28団体が出演した、先日の第75回関西吹奏楽コンクールでは、残念ながら全国大会出場とはなりませんでしたが、金賞を受賞しています。京都両洋高校吹奏楽部は、マレーシアと交流があり、今年1月には、地域バンドを指揮するNGO団体の代表の男性が、音楽監督の藤重佳久先生に弟子入りしていました。高温多湿のマレーシアでは楽器の手入れが大変であり、吹奏楽団も指揮者も少ない中で、SNSなどで藤重先生が指導する動画を観て、独自にその方法を学んできたそうです。また、マレーシアの人々との国際交流練習会も開催されており、先日には、京都両洋高校吹奏楽部の生徒約100名が参加してマレーシアの代表的な愛国歌の1つである、「セジャテラ・マレーシア」の演奏と合唱が披露されました。各SNSにその際の様子を収めた動画が投稿されているのですが、投稿日がマレーシアの独立記念日だったこともあいまって、その演奏と合唱を耳にした現地の多くの人々が涙。感謝や感動の声が相次いで寄せられていました。その一部をご紹介しますので、ご覧ください。「過去最高の君が代だった」 高校生による日本国歌独唱に外国人が感動…