ローマ周辺で誕生したとされている、「炭焼のパスタ」という意味を持つ「カルボナーラ」。グアンチャーレ(豚頬肉の塩漬け)かパンチェッタ(豚バラ肉の塩漬け)、そしてチーズ、黒コショウ、卵を用いて作られます。この料理の起源には諸説ありますが、有力なのは、1944年のローマ解放により、米軍が持ち込んだベーコンや卵が流通するようになり、それらを使ってイタリア人シェフが考えたとされる説です。実際にこの時期から、様々な文献に、「カルボナーラ」の名前が現れるようになっています。なお、それ以前にもイタリア南部のナポリには、似た手法と材料の料理は存在しました。日本の魔改造イタリアンというとナポリタンが有名ですが、近年ではカルボナーラうどんが人気を博しており、都市部を中心に、メニューに取り入れるうどん店が急増。日本国内では完全に市民権を得ており、キユーピー、キッコーマン、日本ハム、味の素など、多くの大手企業が、自社の商品を用いた、カルボナーラうどんのレシピをホームページで公開しています。そして最近では海外でも人気が広がっており、SNSで取り上げる外国人インフルエンサーが続出。日本のお店に行った際の映像やレシピ動画が、数多くアップされています。「日本で食べるべき料理」の筆頭の1つに挙げられ、実際に東京都内の人気店の中には、行列のほとんどが外国人というお店もあるようです。日本の魔改造イタリアン、カルボナーラうどんに、イタリア人を含む外国人から、多くの反応が寄せられていました。その一部をご紹介しますので、ご覧ください。「日本人に怒られそう…」 魔改造された日本の焼き鳥がなぜかフランスでブームに…