新潟がC大阪に敗れ、17年以来の6連敗 堀米主将の先制弾実らず、再び最下位転落 ◇明治安田J1リーグ第25節 新潟1―3C大阪(2025年8月11日 ヨドコウ桜スタジアム) J1新潟はC大阪に1―3で敗れ、2017年以来、8年ぶりの6連敗を喫した。前半2分にDF堀米主将が先制点をマークしたが、3失点で逆転負け。暫定19位から再び最下位に落ちた。入江徹監督は「自分たちで崩されたというより自分たちで崩れた失点。なくしていかないとこの舞台で勝つのは難しい」と力なく話した。 新潟は今夏加入したDF船木、MF白井、FWブーダが先発。新戦力が絡んで早速結果を出した。前半2分、ロングボールにブーダが走り込んで右サイドからクロスを上げると、こぼれ球を最後は走り込んだ堀米が左足を思い切り振って先制点を奪った。 「新加入選手がゲーム前に声をかけて盛り上げてくれた。守りに入らない姿勢がゴールにつながった」と堀米。新潟は6、7月にDF稲村(セルティック)ら6人が移籍し、MFゴメスも右膝の手術のために離脱。一方で積極的な補強を行い、7選手を獲得した。「シーズン始めくらいの入れ替わりが起きた状況」(藤原)で、一体感に不安もあった。 そこでチーム最年長のDF千葉が提案し、7月下旬に選手で集まって海辺でバーベキューを開催。海水浴も楽しみ、親睦を深めた。MF奥村は「新しい選手もいいキャラをしている。それで一つになれた」と語る。 船木や白井がチームを鼓舞し続け、攻め込まれても粘り強く対応するなど短期間でチームとしてまとまった。しかしまだ連係不足は否めず、C大阪の連動した攻撃に受け身の時間が長くなった。前半13分にミス絡みで同点に追い付かれると、後半9分には元新潟でアカデミー出身のFW本間のアシストから逆転を許した。運にも見放され、終盤にはオウンゴールを献上した。 巻き返しへリーグ再開初戦を誰もが重要視していた。しかし6連敗。残りは13試合になり、堀米は「非常に痛い。残り時間は少ないが意思疎通をとって問題を潰していきたい」と必死に前を向いた。移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part17282…