1: 匿名 2026/05/06(水) 07:47:33.27 ID:??? TID:gay_gay 明らかなフェイク(虚偽)も多く、根拠の定かでない排外的な投稿がネット空間に充満したところに、さらに2025年7月の参院選では、政治家や候補者らが演説などで非正規滞在者やクルド人への批判を口にし、人々のクルド人へのマイナスの感情は爆発的に広がっていた。 (あっ、マズい) それは参院選の前日の2025年7月19日の土曜日のことだった。埼玉県に住むトルコの少数民族、クルド人の高校3年生のレイラ(17)は、高校の授業が終わり、JR大宮駅に向かっていて一瞬立ち止まった。駅前付近の広場で参政党が演説会をやっていたのだ。 「日本人ファースト。参政党はこの政策を大切にしています」 「ルールを定めずにどんどん外国人を入れた。それが、川口市が困っている原因なのじゃないのですか」 候補者や応援演説の人が叫ぶと、聴衆が歓声を上げ、拍手をしている。オレンジ色ののぼり旗や日の丸の旗がはためく。 レイラは演説が聞こえないように、両耳にイヤホンを突っ込み、音楽のボリュームを思い切り上げた。そして下を向いて逃げるように足を速めた。自分がクルド人と聴衆に分かったら何を言われるか、何をされるか、分からないのだ。 しかし、メガホンの音は大きくイヤホンの隙間から入ってくる。「日本を」「日本人こそ」……。候補者らが「日本」と繰り返すため、入ってくるたびに、いやな感じが襲う。呼吸が苦しくなってきた。走って駅に駆け込み、電車に飛び乗った。それでも胸のドキドキはいつまでも止まらなかった。 (やっぱり私はこの国に住んでいてはいけない人間なのか) 日本で生まれ育って17年だ。 それでもこの国のどこにも居場所はないのだ、と思うと、みじめな気持ちが押し寄せてきた。涙が頬を伝った。 続きはこちら >>…