
1: 名無しのがるび 2025/11/27(木) 11:25:48.10 ID:gCeYhTOI0● BE:609257736-2BP(7777) セガ、「完全版」への懸念が新作の買い控え要因になり得ると説明 セガサミーホールディングスは、2025年11月7日に開催された2026年3月期第2四半期決算のアナリスト・機関投資家向け説明会の質疑応答の中で、「近年発売されたフルゲーム新作の多くは高く評価されている一方、販売実績は期待に届かないことが多い」との指摘を受けました。これに対しセガは、その要因の一つとして、時間をおいて「完全版」が販売されることへの懸念が発売当初の買い控えに繋がっている可能性があると説明しています。 セガが挙げた売上不振の要因 セガは今回の説明会で、売上が期待を下回った要因として複数の可能性を挙げています。具体的には、同ジャンルにおける競合タイトルの存在、発売時点の価格設定、そして時間をおいて「いわゆる完全版」が販売されることへの懸念が買い控えを招いている可能性があるとの分析を示しました。 加えて、セガはマーケティング面での課題も認めています。ユーザーにゲームの魅力が十分に伝えられていないという認識を示しており、明確な原因は特定できていないとしながらも、現在分析を進めていると説明しました。 「必ず買うべき」という認識に達していない セガは市場環境についても言及しています。現在の市場ではインディータイトルかトリプルAタイトルに人気が集中し、ダブルAやシングルAクラスのタイトルは厳しい状況にあると分析。セガのタイトルは品質面ではトリプルA相当の評価を得ているものの、ユーザーの「必ず買うべき」という認識には達していないとの見方を示しました。 品質への自信と今後の対応 一方で、セガはゲームのクオリティ自体には自信を見せています。『ソニックレーシング クロスワールド』をはじめとする新作について、品質は非常に高く評価されていると強調。こうした課題の分析と対応を行うことで、販売実績を積み上げていきたいとの意向を示しました。 「完全版」への懸念による買い控えは、ゲーマーの間では以前から指摘されてきた問題です。セガがこれを公式の場で売上不振の一因として認めたことは、業界全体にとっても注目すべき動きといえます。今後、セガがこの課題にどう向き合い、販売戦略を変化させていくのかが注目されます。…