
【コラム】東京が都市の魅力をつくる方式…ソウルも絶えず魅力都市に生まれ変わるべき(中央日報) 絶えず新しい顔を見せる東京の都市の風景を最近振り返った。バブル経済崩壊後しばらく停滞していた東京は2000年代に入って本格的な変貌に成功し、「都市再生の教科書」という評価を受ける。高さ325.19メートルの麻布台ヒルズはその変化の象徴的な存在だ。森と公園がある都心の超高層複合団地で、グローバル企業と住居施設、国際学校と美術館が交わって誕生した新しい都市空間だ。地域の特性に合わせて「どこでも歩いて接近可能な生活圏」を実現した点が特に目を引く。東京が20年以上かけて一貫して推進してきた複合開発戦略の最新バージョンといえる。 (中略) こうした変化は2002年に制定された都市再生特別措置法が大きな転換点となった。この法のおかげで老朽化した都市は20年間ほど絶えず新しい服に着替えることになった。容積率の緩和とともに業務・住居・商業・文化機能を兼ね備えた複合開発が可能になり、駅中心圏の開発を連係して交通の便宜性も画期的に高めた。 (中略) 半面、ソウルの都市再生はいつも論争に巻き込まれて速度を出せずにいる。最近議論された世運(セウン)商街の再開発がその事例だ。緑地造成と超高層開発を推進する過程で新しい建物がユネスコ世界遺産の宗廟の視野に入るという批判が提起された。都心開発はどの都市でも論争があるが、韓国の場合、来年の選挙を控えてこの懸案が政治イシューに飛び火する兆候が特に懸念される。 (中略) 世運商街はソウル産業化時代の記憶であり地主の生活拠点だ。しかし老朽化した一帯は周辺環境と調和しながらも新しい活力が必要だ。保存と開発の基準を明確にし、ソウルが守るべき都市アイデンティティと未来空間の方向を明確にしなければいけない。都市の長期戦略が中心に立つべきということだ。 (引用ここまで) なんか理由が分からなくてもやもやするんですが、韓国人がやたらに麻布台ヒルズにご執心なんですよね。 「麻布台ヒルズのような住居と商業施設、文化施設まで引きこんだ複合モデル」がないってことにだいぶコンプレックスを感じている模様。 このエントリでも書いていますが、韓国って都市景観になんのコンセプトもないものが多くてですね。 デザイナーが手がけたビルとかでもマイクラ初心者が作ったビルのようになってしまうのですよ。 こんな風にして。理想と現実。 ビルひとつひとつならまだなんとか見られるものになっているんですけど、街全体の景観になると一気にしょぼくなってしまう感触があるのですよね。 韓国の場合。 バスとかに乗っていろいろ見て回ると分かるんですが。 ……あれはたぶん、道路の舗装がひどすぎるからなんだろうなぁって気がする。 まあ、歩道でもなんにもないところに唐突に点字ブロックが埋まってたりしますからね、韓国の場合。 麻布台ヒルズとか作って空間を無駄にするくらいなら、マイクラ初心者建築のようなマンションを何棟も建てたほうがいいって感覚でもある。 韓国でも最高級に位置づけられるマンションの外観これですからね? BTSのメンバーとか住んでるんですって。 低層なのは日本でも最高級だとそんな感じだけど。このあふれる団地感よ。 計画ではいろいろ有機的な構造になっていたりするんですけども、最終的には東欧の計画都市じみたものになるんだよなぁ……。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 どの国とも関係性を築けず「孤立する韓国」 」となっています。 また、楽韓noteマガジンを発刊しました。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…