1: 名無し 2025/11/13(木) 08:14:21.11 ID:g4NcP7qLsA (1/1回レス) [] [-] 早稲田大学は12日、第25回「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」を発表した。公共奉仕部門の大賞に、TBSテレビ「報道特集」による「兵庫県知事選等めぐるキャンペーン報道~SNSと選挙・広がる誹謗中傷~」を選出した。(出典:news.jp) ■要約 早稲田大学は今年の「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」を発表し、公共奉仕部門ではTBS「報道特集」が大賞に選ばれた。同番組は兵庫県知事選を巡り、SNS上で拡散した誹謗中傷の実態と、選挙報道におけるメディアの姿勢を取材したシリーズ企画が評価された。TBSについては、誤情報や過剰なキャンペーン報道が問題視される中で、報道機関として自省を伴う検証姿勢を見せた点が高く評価された。また、村山祐介氏の書籍「移民・難民たちの新世界地図」も同時受賞し、ウクライナ危機を含む国際的な人口移動の実態を丹念に描いた点が受賞理由とされている。両者とも社会的課題を深い視点から扱った点が共通しており、公共性の高い成果として選出された。 ■解説 選挙とSNSの関係は年々密接になり、誤情報や誹謗中傷が政治判断そのものを揺らすリスクが拡大している。今回の受賞は、従来型の報道だけでなくネット空間の情報環境まで含めて検証する姿勢が求められていることを示している。一方で、SNSの空気が政治を左右する状況は、民主主義の基盤にとっては不安定要因でもあるため、報道機関が“事実の線引き”を改めて明確にする必要性も浮かぶ。 また、移民・難民を扱う著作の受賞は、国際的な人口移動が進む中、日本社会にとっても避けて通れない課題であることを示している。特に紛争や経済危機による移動は規模が大きく、日本の治安・社会保障・労働環境に与える影響を慎重に見極めることが重要だ。議論が感情論に流れやすいテーマこそ、事実に基づく冷静な分析が求められているといえる。…