転載元: 冬月記者 ★ 2025/11/13(木) 10:12:23.04 ID:Ge3itIyA9 山本由伸、サイ・ヤング賞ならず 投票結果は3位...昨季新人王スキーンズが“満票”で初受賞、日本人初の快挙は来季以降にお預け MLBで今シーズン最も活躍した投手に贈られる「サイ・ヤング賞」の受賞者が日本時間13日に発表され、ナ・リーグはパイレーツのポール・スキーンズ(23)が獲得した。 ファイナリストに残っていたドジャース・山本由伸(27)は初受賞ならず。投票結果は3位で日本人史上初の快挙は叶わなかった。 同賞は全米野球記者協会(BBWAA)所属の会員による投票(各リーグ30人)によって決まり、プレーオフを除く、レギュラーシーズンの成績が対象となる。この日のMLBネットワークの番組内で受賞者が発表され、スキーンズは満票で初の栄冠を手にした。 メジャー2年目のスキーンズは昨季新人王を獲得。今季32試合で10勝10敗だが、防御率は両リーグトップの1.97。防御率1点台は2年連続で今季はメジャーで唯一。 勝利数は山本の12勝を下回ったが、187.2イニングを投げ、216奪三振といずれも山本を上回った。 山本は今季、1年間ローテーションを守り、30試合(173.2回)に先発して12勝8敗とメジャー初の2桁勝利を挙げた。防御率はスキーンズに次ぐリーグ2位の2.49、201奪三振をマーク。 9月7日のオリオールズ戦では9回2死までノーヒットノーラン、大記録達成まであと1人と快投をみせ、終盤の5試合(34回)ではわずか自責点3と安定したピッチング。防御率を2.90から2.49と好調をキープしてPOに突入した。 「サイ・ヤング賞」はプレーオフの成績を含まないが、山本はPO6戦を投げて5勝1敗(防御率1.45)。WS第2戦(26日)で9回1失点の熱投、ブルワーズとの優勝決定シリーズ第2戦(15日)から2戦連続の完投を成し遂げ、日本人初のワールドシリーズ完投勝利を達成。 最終第7戦(2日)でも前日の疲労がある中、“中0日”で9回途中から登板し、延長11回までを無失点に抑えた。WS連覇の立役者となり、日本人史上2人目となる、ワールドシリーズのMVPを獲得した。 ア・リーグはタイガースのタリック・スクーバル(28)が2年連続の受賞を果たした。…