独1部ザンクトパウリが福岡の日本代表DF安藤智哉獲り 決定まで秒読み段階福岡の日本代表DF安藤智哉(26)が、ドイツ1部ザンクトパウリに完全移籍する可能性が高いことが14日まで分かった。複数の関係者によれば、移籍金も含めて既に条件面で大筋合意。交渉成立は秒読み段階という。 安藤は1メートル91の長身を誇るセンターバック(CB)。21年にJ3今治(現J2)でプロキャリアをスタートさせると、めきめきと頭角を現し、23年にJ2大分、今季からJ1福岡へとステップアップを果たした。空中戦や対人の強さに加え足元の技術にも優れ、今年7月のE―1選手権でA代表デビュー。そこでの活躍が森保監督に認められ、11月14日のガーナ戦でも出場を果たした。 サンクトパウリはドイツ北部ハンブルグが本拠地で、かつて横浜MのFW宮市が所属。今季からは日本代表MF藤田が加入し主軸として活躍している。チームはここまで14試合3勝2分け9敗で入れ替えプレーオフ圏16位に沈んでおり、左右のCBを難なくこなす安藤には大きな期待を寄せているという。冨安、伊藤洋、町田ら代表DF陣にケガ人が続出した中、約半年後に迫った26年W杯メンバー入りも期待される安藤が、勝負を懸けて初の海外挑戦へと海を渡る。 ◇安藤 智哉(あんどう・ともや)1999年(平11)1月10日生まれ、愛知県豊田市出身の26歳。岡崎城西高から愛知学院大に進学し、21年にJ3今治(現J2)入り。23年にJ2大分、25年に福岡に完全移籍。25年7月のE―1選手権で福岡の選手としては24年ぶりとなる日本代表に選出。国内Aマッチは3試合得点なし。1メートル91、84キロ。利き足は右。移籍・レンタル・戦力外「ら」スレ Part17480…