1: ごまカンパチ ★ 2025/05/31(土) 23:35:08.56 ID:Bz7SDR/k9 ■20年ぶりの技術的大転換点となる2025年のHDD 2025年、HDDに大きな技術転換が起きたことはご存じだろうか。 約20年前の2004年にHDDで垂直磁気記録方式が採用され、さらなる大容量化が実現された。 以降も記録メディアを高密度し、記録できる容量を増やしてきたが、それに伴い隣接するトラック間の狭さの影響が大きくなり、データ化けするリスクが高まってしまった。 つまり、これまでのメディアを使っての大容量化に限界が見えてきたのだ。 それを突破するために生まれたのが「HAMR(熱アシスト磁気記録)」だ。 簡単に説明すると高密度化してもトラック間の影響が起きにくい素材、裏を返せば“通常の方法ではデータを書き込めないメディア”を用いつつ記録を行なえるようにする技術である。 通常の方法ではデータを書き込めないメディアに対してどのようにして書き込むのかというと、レーザーを使ってメディアの書き込み箇所を瞬間的に加熱し、 書き込み可能な状態に遷移させてから記録を行なう。まさに「熱アシスト磁気記録」というわけだ。 ※略…