
大統領の期限を損ねたから懲らしめようとして逆風…拙劣だ(朝鮮日報) 最近、教育部(省に相当)の職務停止処分を受けた東北アジア歴史財団の朴枝香(パク・ジヒャン)理事長が、裁判所の「停止取り消し」決定により業務に復帰した。教育部は、朴理事長が歴史関連の機関長らと独島や鬱陵島の踏査に行き、東北アジアフォーラムに行政職員も出席させたことを「業務上横領」だとして解任手続きに入った。しかし裁判所は「横領の故意があったのか、職務停止の必要があるのか断定し難い」として朴理事長に軍配を上げた。 (中略) 昨年12月、李在明(イ・ジェミョン)大統領は東北アジア歴史財団の業務報告で「桓檀古記はなぜ研究しないのか」と尋ねた。朴理事長が「桓檀古記は偽書と判明している」という趣旨で答えた。当時、李大統領は「桓檀古記は文献ではないのか」「関心がないのか」「古代歴史の争い」とも発言した。すると、韓国国内の48の歴史・考古学団体が「李在明政権はエセ歴史に対して断固たる態度をとれ」という声明を出した。「エセ歴史の根っこは日帝」「偽書は偽の歴史書にすぎず、いかなる史料的価値もない」とも述べた。その三日後、教育部による同財団の調査が始まった。 李大統領が直接調査を指示したわけではないだろう。桓檀古記論争で大統領の機嫌が悪くなったから、教育部が過剰な忠誠を尽くしたのだろう―と朴理事長は推測した。ご機嫌取りにも程がある。大統領の機嫌を損ねたからと、任期が残り4カ月の機関長に恥をかかせて追い出そうとする空回りだった。卑怯で拙劣だ。 (引用ここまで) 去年、12月12日にイ・ジェミョンが偽書である桓檀古記について「なぜ研究しないのか」って話をしたことを覚えてますでしょうか。 まー、アレは本当にひどい話で。 「やっぱ小卒だな……」って根本的な部分で納得できたのですが。 その際の動画がこちら。 韓国のイ・ジェミョン(李在明)大統領がトンデモ歴史本である「桓檀古記」について言及したシーンを字幕付き動画にしてみました言及内容としては「なぜ北東亜歴史財団は桓檀古記を真摯に扱わないのか」といったもの国家元首として噴飯物です(続ソースはこちら pic.twitter.com/JuUs4UjgXv— 楽韓Web (@rakukan_vortex) December 21, 2025 字幕は楽韓さん謹製。 ここで言及されている「桓檀古記」は「すべての文明は朝鮮半島で生まれた」とする偽史を描いているものです。 図にするとこう。 まあ、個人的には大好きなのですが。 ・「桓国の領土は南北5万里、東西2万里」 ・「桓国は12の国に分かれていた」 ・「それらが世界の文明の根となった」 ・「桓国のひとつであるスミリはシュメールのこと」 1ミリの事実もない偽書。 詳細は楽韓noteにまとめられているのでそちらをごらんください。 イ・ジェミョンのしょうもなさが詰まったお話ではある。 イ・ジェミョン大統領がこの偽書に言及し、動画の女性 ── 北東アジア歴史財団理事長パク・ジヒャン氏は「なんとかこの場を丸く収めたいが、立場的に偽書を否定しなければならない」との矛盾した立場に追いやられました。 イ・ジェミョンが「そうそう、桓檀古記」って言った直後に「あえ〜」って力の抜けた声が入っていますが。 これは「ああ……そういうことね」的な嘆息の声です。 で、12月20日には学界から「あれを扱うとかやめてくれ」って声明が出たのですが。 その3日後にパク・ジヒャン氏に「業務上横領があった」として調査がはじまり、理事長は職務停止。 ……ザ・韓国。 裁判沙汰になって、裁判所から「職務停止にあたる行為があったとは思えない」として業務に復帰。 まあ、韓国では大統領に楯突いたらこうして圧力を受けるのです。 ま、韓国ではよくあること。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 韓国で大流行したジャンル、「日本懲罰もの」の系譜を見てみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…