「3年目利子も出せませんでした」…歴代最大の「ゾンビ企業」(韓国経済新聞・朝鮮語) 中央銀行の韓国銀行(韓銀)が22日発表した「金融安定報告書」によると、昨年末の外監企業のうち、限界企業は5632社と集計された。 全体の19.1%だ。 前年より2ポイント上昇した。 限界企業の割合は2年連続で史上最高値を記録した。 限界企業は利子補償倍率が3年連続で1倍を下回る企業を意味する。 3年連続で営業利益が支払う利子にすら及ばなかったとの意味だ。 業種別では半導体好況の落水効果が及ばない内需業種の限界企業の比重が高かった。 不動産業の限界企業の割合が43.7%で最も高かった。 宿泊・飲食業も28.4%に達した。 不動産業の限界企業の割合は、2024年の39.4%から4.3%ポイント上昇した。 建設業は11.7%から12.1%へ、石油化学は11.1%から12.8%へと高まった。 金融機関の与信を基準に見れば、石油化学業種の脆弱性が目立った。 2024年に14.0%だった限界企業の割合が昨年36.1%に急増した。 2023年から続いた業況不振が影響を及ぼしたと分析される。 半導体の落水効果が及ばない内需業種の限界企業の割合が高まっている中で、彼らが金利引き上げ期の高い金利の直撃弾を受けかねないという分析が出ている。 ただ、韓銀は限界企業の増加にも関わらず、全体的な不良リスクは2023年以降低くなる流れだと分析した。 限界企業の中で不良危険企業に分類された比重は昨年38.0%で2年連続下落した。 今年は全般的な業況改善で限界企業の比重が再び低くなる可能性があると見た。 ただ、脆弱業種を中心に借り換えリスクが大きくなる可能性には留意する必要があると指摘した。 自営業者の状況も悪化した。 第2四半期末の自営業者向け融資は1098兆5000億ウォンで、昨年末より5兆6000億ウォン増に止まった。 しかし、延滞率は1.99%で、昨年末の1.86%より上昇した。 長期平均の1.60%も上回った。 特に脆弱自営業者の延滞率は12.71%に達した。 脆弱借主は、3つ以上の金融機関から金を借りた多重債務者のうち、低所得または低信用に該当する借主だ。 脆弱自営業者数は昨年末40万4000人から6月末基準で41万1000人に増えた。 彼らが保有している貸出規模も同期間114兆6000億ウォンから119兆2000億ウォンに増加した。 (中略) 韓銀が金利引き上げ期に入っただけに、脆弱自営業者の延滞率はさらに高くなるものとみられる。 (引用ここまで) 「ゾンビ企業」が内需関連企業を中心に増えている、とのニュース。 ここでいうゾンビ企業は「3年連続して営業利益で利子を払うことができなかった」企業。 この3年連続ってのがなかなか厳しいところで。 何度か「2023年くらいから21世紀最悪の不況に陥っている」って話をしていますが。 その不況がはじまってから、去年で3年目になります。 そりゃ、増えるでしょうよ。 韓銀は分析で「今年から業績が上向く企業が多いはずだから、リスクは低減されるだろう」としているのですが。 本当ですかね? むしろ、連続利上げで政策金利は現在3.0%。 借り換えがやばいのではって気がします。 多くの内需関連企業にとっては「なんで利上げするんだ」って感覚でしょうね。 景気が悪くてしかたがないレベルなのに、利上げされるダブルパンチ。 実際、不動産、建設って2大内需業種のゾンビ企業比率が上がっています。 不動産のゾンビ企業比率は43.7%。前年の39.4%からジャンプアップしてますからね。 かつ、いまだに労働者の20%を占めている自営業者も同様に厳しい。 自営業なんて内需しかないのだから当然ですが。 6月時点での延滞率は1.99%。去年末の1.86%から微増。 多重債務かつ低所得である「脆弱借主」(ひどい呼称だ)は去年の年末から6ヶ月で7000人増加。 彼らの延滞率は12.71%。 いわゆる上下分断の「K字経済」がすっかり浸透しているってところですかね。 ……きついな。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 『ヘタリアの韓国』はなぜ「起源捏造」キャラになったのか・前編 ── 桜から人類文明まで「韓国起源」!? 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…