【コラム】親日か反日だけが記憶される時代(中央日報) 2008年、フランス・カンヌ映画祭への出張で『グッド・バッド・ウィアード』を楽しく視聴した。しばらくして韓国で公開された映画をもう一度見に行くと、変わっているところがあった。カンヌでは「いい奴」パク・ドウォンは金だけを追う賞金稼ぎだったが、ソウルでは独立軍の資金を集める烈士になっていた。なぜ変えたのかと尋ねると、広報会社側は「よくご存じのくせに」と笑った。それが大衆の感性により合うという意味に聞こえた。 日帝強占期を時代背景とする映画やドラマでは、たいてい独立運動家と親日派が主要人物として登場する。キム・ドゥハンが鍾路(チョンノ)でやくざとして暮らしていたのも(ドラマ『野人時代』)、秘密クラブでチョ・ナンシルがダンサーとして活動するのも(映画『モダンボーイ』)、すべて独立運動のためだ。 もちろん、厳しい状況の中で続けられた独立運動に意味を見いだすことは大切だと思う。しかし、当時の韓国人の99%は親日派でも抗日闘士でもなかったはずだ。どちらでもない平凡な人々の人生は、そのまま埋もれてしまってもよいのだろうか。 (中略) 二分法を強いられる社会では、平凡な人生が許される余地は狭くなる。「ほどほどに」現実に安住した人々も同じだ。だからこそ、大物親日派や独立運動の烈士だけでなく、「大したことのなかった」人々の話がもっと知られることを願う。 (引用ここまで) 女優ハヨンによる「曾祖父は医師だった。それから4代に渡って医者の家系だ」とする発言から、当該の曾祖父はチンイルパであったと糾弾されるに至ったニュースがありましたね。 あまりにも韓国らしいニュースで、その様式美の美しさから感動を呼んだものです。一部の韓国ウォッチャーの間で。 いまだに韓国では「反日と親日」って定規でしかものが測れなくなることがあるのですね。 韓国で活動しているカンナムって人がいるのですが(よく知らない)、この人が福士蒼汰とのツーショット写真や動画をアップしたとのことなのですが。 福士蒼汰は祖父が「特攻隊員として訓練をしていた」ことをかつてドキュメンタリー番組で知ることとなっていまして。 そうした祖先を持つ人物と一緒に映るとはなにごとだ、と糾弾されているそうです。 福士蒼汰との共演が思わぬ波紋…カンナムが韓国で批判の的に(スポーツソウル) カンナムって人、動画削除に追いこまれてる模様。 日本人からしてみれば「知らんがな」で終わりなんですけどね。 冒頭記事も「カンヌ映画祭で公開されたバージョンと、韓国で公開されたバージョンが微妙に異なっている」「韓国での公開バージョンはキャラクターのひとりが『独立軍の資金集めをする烈士』と変更されていた」としています。 こうした「反日をひとつまみでおいしくなります」みたいなアレンジ、韓国では普通にありますからね。 「反日はいいことだ」と「チンイルパは悪」ってのはゼロ100なんですよ。 韓国において。 誰かが反日的なことを言い出したら、それに抗することはできないのです。 なんでって、「チンイルパは悪」ですから。 グラデーションもないんですよ。あくまでゼロ100。 ま、そんな未開な風習は国内でだけでやってくれていればいいんですけどね。 その価値観をそのまま日本も適用せよとかやってくるんで「はい、つきあえません」で終わるのです。 いいとこ、「一緒にドラム叩いて写真に収まりましょう」くらいのつきあいしかできないんですよ。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 「ヘタリアの韓国は謝罪と賠償を求め、起源捏造をする」キャラだった……これは偏見なのか? 2000年代の韓国を見てみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…