10年間止まっている韓日協定···漁場を失って中国の海に(KBS・朝鮮語) 中国漁船が私たちの太刀魚漁船をぐっと追いかけてきます。 このような危険を冒しても漁民がこの海に行く理由は一つです。 これまで済州のタチウオ漁の船は主に日本の水域でタチウオを捕っていました。 しかし、10年前に韓日漁業協定が決裂し、日本の海への道が閉ざされ、漁民は数百キロ離れた東シナ海まで降りなければなりませんでした。 ホン・ソクヒ(済州島漁船主協会長)「行くところがありません。 済州島の近海も沿岸も限界があるわけですし、日本の方には行けません。 あの下にある中日暫定水域に行ったんですが、そこ以外に行き場がないんです」 問題は、この海が私たちの海ではないということです。 キム・ヒョンドク(南海漁業管理団漁業指導課長)「韓国の排他的経済水域の外であり、中国と日本の排他的経済水域です。 したがって、韓国の国家漁業指導船が東水域に進入し、指導活動ができない海域に該当します」 (中略) 韓日漁業協定は10年間足踏み状態です。 日本が韓国漁船の入漁規模を大幅に減らすよう要求しているうえ、独島を含む東海の中間水域問題まで絡んで交渉がなかなか解けていません。 政府は漁業交渉の再開を要請していますが、立場の違いが大きく、短時間での再開は容易ではないとしました。 (引用ここまで) 日韓漁業協定が完全停止状態になってから10年。 2014年に協定は一度停止し、2015年に再開。 2016年6月に再度停止してからこっち、一度も公的な協議が行われたことはないはずです。 水面下の交渉はどうか分かりませんけどね。 ムン・ジェイン政権では「日本側が漁業協定を締結しないのなら『決断』を下す」とか大仰な言い回しをして日本側を脅迫するなんてこともありました。 これが2018年のことでしたから8年前か。 「決断」はまだですかね。だいぶ待っているんですが。 何度か言っていますが、日韓漁業協定こそが現在の日韓関係の象徴でもあるといえます。 かつては日本が片務的に韓国側の言い様を受け入れていた部分があったわけです。 漁獲高は韓国側漁船が10倍。 日本は荒れ果てた韓国側EEZでろくに操業していなかった。 そんな協定を「締結する必要がない」と放り投げることができるようになったのが2015年頃。 第2次安倍政権の中頃でした。 このくらいから日韓関係は質的に変化を遂げたと言ってもいいでしょうね。 慰安婦合意があったのもこの頃でした。 アメリカの言いなりに「良好な日韓関係」を維持するのではなく、日本側の言い分をアメリカに聞かせられるようになってきた。 第2期オバマ政権後期から、ですね。 ここ以降、日韓関係は明白に変化したのです。 そこから10年が経過。 日米関係は堅固なものとなり、米韓関係は「アメリカが韓国の立ち位置をいぶかしむ」って状況が続いているわけです。 ま、これもある意味で「良好な日韓関係」とはいえますか。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 イ・ジェミョン大統領、就任から1年その成績表を見てみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…