韓国財政経済部「日本と一貫して協調」…韓米日、為替市場同時介入の可能性(中央日報) 韓国と日本の為替当局が共同で為替安定化措置を取り、米国も協調した可能性があるという報道があった。ほぼ同じタイミングでドルを売って自国通貨を買うことで、ウォンと円の価値を同時に高める方法だ。韓日協力を越えて米国までが参加した初の「三角為替協調」の事例だ。 ロイター通信は31日、消息筋を引用し、「日本と韓国の当局が外為市場で自国通貨を買う形で介入し、複数の消息筋は米国も動いた極めて異例の協調介入だと説明した」と報じた。財政経済部のムン・ジソン国際経済管理官(次官補)は「(韓日為替当局による同時介入について)確認できない」とし「日本とは一貫して協調体制を維持していて、今後もそうする計画」と述べた。 (引用ここまで) おや、これは面白い。 日韓関係、というか日米韓関係においてチェックすべき項目といえるのではないでしょうか。 大元であるロイターの報道はこちら。 日韓が異例の協調為替介入か 米国も連携、円とウォン急伸(ロイター) 楽韓Webではこれまで何度か「これからの日韓関係は協力できうる部分は協力する。それ以上の無理なことはしない」との予測を述べています。 安保関連では人命救助などの共同訓練は行う。しかし、二国間での軍事演習は行わない。 首脳が一緒にドラムを叩いてもCPTPPに加入によけいな世話を焼くことはない、といった話をしています。 一部メディアから「韓国がCPTPPに加入する。日本は水産物輸出規制に目をつぶる」なんて報道がありましたが。 この報道曰く「6月下旬にも加盟表明をする」とのことでしたね。 もしかしたら共同通信のカレンダーではまだ8月になっていないのかもしれませんね。 さて、今回の為替介入について見てみましょうか。 日韓が同じタイミングで為替介入することができれば、韓国に利があると思われます。 少なくとも市場参加者を疑心暗鬼にさせるくらいの効果はあるのではないですかね。 ただ、日本にとってスケールメリットはありませんし、ほとんど影響はないでしょうが。デメリットはないので乗らせてもいいか、くらいなものでしょう。 アメリカにとっては円、ウォンが高くなることで日韓からの輸出が有利になりすぎることを防げるってメリットがあると思われます。 まあ、実際には日米の共同介入に韓国も乗らせてもらったって感じかな。 記事にあるように30日の介入は一時157円台にまで至ったのですが、わりとすぐ160円台に舞い戻りました。 その1日後、再度の介入があって157.43円で取引時間を終えています。 この2度目の介入にはアメリカの協調介入があったであろうとされています。 1度目はレートチェックだけだったようです。 しかし、31日の閣議に出席したベッセント財務長官のメモに「やること:円買い。50〜100億ドル」とあったとされています。 米財務長官の「やることリスト」に円買い50億─100億ドル ロイターの写真で判明(ロイター) 50〜100億ドルは絶対的な介入額としては大したものではありません。それでも「アメリカ政府の了解の下に日本政府、日銀が介入している」 ── つまり、アメリカの裏書きがあると見せているのは大きな意味あいを持ちます。 ベッセント長官のメモも当然、報道の目に触れることを意識したものでしょうね。 現在の日米関係がどのようなものであるか、よく理解できるのではないでしょうか。 なお、韓国側に2度目の介入はなかった模様です。 タイミングを教えてもらえなかったんでしょうね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 イ・ジェミョン大統領、就任から1年その成績表を見てみよう 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…