大統領府はなぜカン・ギョンファ、チュ・ビョンギをNSCに呼んだのか(韓国経済新聞・朝鮮語) 青瓦台が16日、ウィ·ソンラク国家安保室長主宰で国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開いた。 韓米通商・安保懸案を議論するための席だった。 NSCが委任した事項を処理する常設委員会である。 NSC議長を大統領が務めるのとは違って、常任委委員長は国家安保室長が務める。 (中略) 今回のNSC常任委には、ク・ユンチョル副首相兼財政経済部長官、チュ・ビョンギ公正取引委員長も出席した。 「国家安全保障」関連協議をするNSC常任委に経済部署の首長が直接参加したことは珍しいことだ。 産業通商部ではキム・ジョングァン長官に代わって他の関係者が参加した。 チョ・ヒョン外交部長官の指示で一時帰国したカン・ギョンファ駐米大使も出席した。 NSC運営規定によると、NSC常任委員長は必要な場合、関係省庁の長官や関係者を呼ぶことができる。 にもかかわらず、NSC常任委に経済副首相と競争当局の首長、駐米大使を一度に呼んだのは異例のことだという評価が多い。 (中略) NSC常任委の核心議題の一つは対米投資だったという。 (中略) トランプ政権は、韓国側の対米投資が遅れる状況に相当な不満を持っているという。 第1号対米投資を早期に決定付けた日本とは違って、関連法制定などの手続きが先行するため、投資スケジュールが遅れた側面があるというのが韓国政府の立場だ。 産業界ではトランプ政権が対米投資遅延を口実に輸出関税を再び引き上げるのではないかと心配する声まで出ている。 青瓦台のキム・ヨンボム政策室長は19日、KBSに出演し、第1号対米投資時期について「8〜9月頃になるべきではないか」と話した。 外交安保ラインを中心に、政策室のこのような認識に対するもどかしさが感じられる。 対米投資の遅延が安保交渉にも否定的な影響を与えているという判断が作用するものと解釈される。 外交安保の主要関係者は「対米投資をすることにしたのなら、するのが当然だ」とし「これをしていないことが今の(韓米関係)状況を作ること」と話した。 (引用ここまで) 韓国の国家安全保障会議、NSCにカン・ギョンファ駐米大使が一時帰国してまで参加したことがいろいろと取り沙汰されています。 基本、韓国の左派政権は「独立志向」が強いのですね。 保守政権は米韓共同路線を選択し、革新政権は自主国防を標榜する。 その動きに軍事費も連動して、保守政権では軍事費の伸びが抑制されて革新政権では軍事費が飛躍的に伸びるほどです。 去年の対米関税交渉で韓国は「3500億ドルの投資をアメリカに行う」ことを約束しました。 7月末にぎりぎりで滑りこんだ形でしたね。 あの時も「韓国は日本より優遇されるはずなのになぜこのようなことになるのだ」的な意識が見え隠れしていました。 また、「約束はしたが、その約束を果たすのはいつになるかまでは決めていない」なんてことを普通に言っていました。 結果、年明けにはトランプ大統領が「韓国の関税率を引き上げるわ」ってやったのは既報。 まあ、こんな感じでアメリカから韓国に対する不信感は積み上がっているのです。 イ・ジェミョンの当選時にホワイトハウスから「韓国の選挙には中国が影響・干渉していることを懸念する」と述べたことがありました。 これが現在のアメリカの対韓国基本方針なんですよ。 韓国が根本的に中国側にいるのではないかと懸念している。 別にトランプ政権だからどうこうって話ではなく、バイデン政権の頃から同様でした。 「アメリカの同盟国として彼らの行動はおかしくないか」とされていたのですね。 そうした「アメリカの空気感」を説明するためにカン・ギョンファ駐米韓国大使は一時帰国したのではないかと思われるのです。 イ・ジェミョン政権内でもグラデーションで「米韓関係を保たなければならない」と考えている一派が存在しているわけです。 そこから「現状、ホントにやばいからな。ちゃんと対米投資しないともっとやばいことになるからな!」って警鐘を鳴らしているといったところでしょうか。 鐘の音がちゃんとイ・ジェミョンにも聞こえるといいですね。 note.comで楽韓noteを開設しています。中味は楽韓Webを濃厚に仕立てた長編記事。最新の記事は「 サッカー韓国代表がW杯で敗退→イ・ジェミョン大統領「無能を指揮官に選んだからだ」→韓国国民「ホン・ミョンボのせいだ!」……そもそも弱いからでは? 」となっています。 また、楽韓noteメンバーシップを開いています。月に6〜800円くらいになる有料記事が全部読めて月額500円。だいぶお得になってます。 マガジンから移行していただけるようお願いします。 Twitterで更新情報をお伝えしています。フォローはこちらから→Follow @rakukan_vortex…