1 : 「日本の水中考古学の出発点」とされる琵琶湖北部の葛籠尾崎(つづらおざき)湖底遺跡で、1万年以上前のものとみられる縄文土器がほぼ完全な形で残っている様子が滋賀県などの調査で確認された。最新鋭の水中スキャナーを使った手法が漆黒の湖底の3D把握を可能にした。調査の難易度が高い各地の水中遺跡の解明にも大きく寄与しそうだ。 県が11月25日発表した。県は奈良文化財研究所の委嘱を受けて10月、4連カメラを装着した水中スキャナーを使って琵琶湖の葛籠尾崎の南30~50メートル付近の水域を、東西約200メートル、南北約40メートルの範囲で探査した。海底ケーブル調査向けのシステムを文化財調査で導入し、人が潜水困難な水深30メートル以上の深い水域の地形や遺物の散布状況などを立体的に可視化した。 その結果、水深64メートルの湖底で、底がとがった尖底(せんてい)土器が見つかった。県などの研究グループは形式や押型文があるとみられることなどから、神宮寺式もしくは神並(こうなみ)上層式の土器と鑑定した。年代はこれまでに同遺跡で発見されたなかでも最も古い縄文時代早期前葉~早期中葉初期の1万1千~1万500年前のものと推定した。土器の高さは約25センチと推計された。 全文はソースで 4 : そりゃあるだろうな 3 : アトランティスだったか…