1: 蚤の市 ★ YoYqZY/v9 2025-11-24 07:12:21 主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)出席のため南アフリカを訪問した高市早苗首相は23日、同じく出席した中国の李強(リーチアン)首相と会話をしないまま、すべての日程を終えた。高市首相の台湾有事に関する「存立危機事態」の国会答弁に中国側が反発を強める中、日本側が模索していた首脳間の意思疎通が実現しなかったことで、日中対立の長期化は避けられない情勢となっている。 首相は一連の日程を終えたのち、記者団の取材に応じ、李氏と会話の機会はなかったことを明らかにしたうえで、「中国との間で戦略的互恵関係を包括的に推進し、建設的かつ安定的な関係を構築していく方針は首相就任以来、一貫している」と語った。また、「我が国は中国との様々な対話についてオープンだ。扉を閉ざすようなことはしていない」と強調した。 しかし、中国側は中国人の日本への渡航自粛や日本産水産物の事実上の輸入停止措置など日本への経済的圧力を強めている。G20サミットでは、22日に各国首脳らと集合写真に納まる際、李氏と高市氏は数メートルの距離に居たが、李氏はすぐに立ち去り、両首脳が言葉を交わす機会はなかった。中国側は事前に首脳間の非公式な接触についても「日本は自重すべきである」(外務省報道官)と予防線を張っていた。 首脳レベルの対話 実現は極めて困難 中国側の反発に、首相と同じ保守的な政治信条を持つ側近らからは「G20では、中国側と目を合わせる必要もない。お互いに何の得にもならない」(政権幹部)と対中強硬の姿勢を求める声もあがっていた。 ただ、経済政策を最優先課題…(以下有料版で,残り669文字) 朝日新聞 2025年11月23日 23時15分…