1: 蚤の市 ★ 2025/11/16(日) 08:29:14.37 ID:5Gaa4HRi9 人工知能(AI)に関する報道で、「GPU」という用語をよく見かける。半導体の一種で、元々はゲームなどの画像処理に用いられてきたが、AIの学習・推論などにも使えるとして需要が急拡大した。現在、GPUの市場は米半導体大手エヌビディアによる「寡占状態」で、同社の動向が世界の将来を左右しかねない状況だ。日本も「国策」として半導体産業の復活を狙うが、道のりは険しい。(中根政人、福岡範行) ◆プレステ5やニンテンドースイッチ2にも搭載 GPUとは、「Graphics Processing Unit(グラフィックス・プロセッシング・ユニット)」の略称で、「画像処理装置」や「画像処理半導体」と訳されることが多い。従来は文字通り、ゲームなどの映像を高画質で滑らかなものにしたり、3Dグラフィックスの表示を高速化することなどに用いられてきた。身近なところでは、家庭用ゲーム機の「プレイステーション5」や「ニンテンドースイッチ2」などにも搭載されている。 パソコンなどの心臓部となるCPU(中央演算処理装置)と混同されやすいが、全くの別物だ。CPUが高速の情報処理に適しているのに対して、GPUは複数の情報を同時に処理する作業に向いている。こうした特性から、大量のデータを解析するAI向けに応用されたことで、存在価値がさらに高まった。 AIの手法で主流となった「ディープラーニング(深層学習)」を精緻に実行できるよう、GPUは加速度的に高性能化していった。その結果、「チャットGPT」といった生成AIに不可欠な存在となり、インターネット上の情報処理を支えるデータセンター(DC)のサーバーにも内蔵されている。 ◆エヌビディアのGPU世界シェアは9割超 GPUに関しては、エヌビディアが世界シェアの9割超を占めるとされる。同社が企画・設計したGPUの生産は、半導体受託生産で世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)が主に請け負っている。AIで最も重要な「学習・推論」の機能を担うGPUの調達に関しては、米IT大手も含め、世界各国の企業がエヌビディアとTSMCに依存している状況だ。(略) ◆エヌビディアとTSMCの独占にはリスクが(略) (以下有料版で,残り1521文字) 東京新聞 2025年11月16日 06時00分 引用元: ・AIで半導体市場を支配するNVIDIAにどう挑む? 「国策企業」ラピダスに賭ける、日本のラストチャンス [蚤の市★]…