249: おさかなくわえた名無しさん[sage]  2008/12/18(木) 17:38:32 ID:esOFVWOZ  会社の同僚A(男)がガンに侵されて進行が早く、病気を発見して7ヶ月目に自ら命を断ってしまった。  会社はほとんどブラックに近い体質だったが、同期の5人(男3人女2人)団結して愚痴を言い合ったり、環境が酷いせいだろうが結束して仲がよく、家族のように付き合っていた。  家族のようだったからAとは当然男女の関係じゃない。  Aの氏はものすごくショックで、何ヶ月も立ち直れなかった。同期の誰もが自分がもうちょっと力になれたら と思ってたと思う。私もそうだった。  するとテンプレ通りの勘違い男で、私や同僚の女にトンチン勘な事をしていた先輩の男Bが  ある日昼食を取っている時にいきなり隣の席に座ってきて  「Aの氏は残念だったね。でもAが自ら氏んだ事はAの最後の優しさだったんだろうと俺は思うよ」  と言った。私、ポカーン。  彼によると残り時間の少なくなったAは私の女としての幸せを勘助Bに託して氏んだのだとBは思っていた。だからボクの胸で泣いていいよみたいなことも言われた。  上の言葉は私への口説き文句?と慰めだったらしい。  その時は何も言えずに席を立ったが、すると勘助は「俺の言葉に感動した」みたいなことを  勝手に思ってまとわり付いてきた。  大勢の前でも「Aが自ら命を絶ったのは、Aの優しさ」とかなんとか言ってきたので  「あ~Aはほんとに優しい男でした。代わりにBさんが氏ねばよかったと思います」  って言ったらものすごい形相で憤慨してた。 大人気なかったと思うが、同期はみんなスッとしてたよ。…