324: 本当にあった怖い名無し:2011/06/20(月) 13:53:18.10 ID:AZMA800/0俺の実家の小さな村では,女が死んだとき,お葬式の晩は村の男を10人集め,酒盛りをしながらろうそくや線香を絶やさず燃やし続けるという風習がある.ろうそくには決まった形があり,仏像を崩した?ような形をその年の番に抜擢された男のうち最も若い者が彫る.また,家の水場や窓には様々な魔除けの品を飾り,それらが外れないよう見張る.また,番人以外はその夜,たとえ家人であっても家の中に入ってはいけない.他にもいくつか細かい決まりがあるのだが,これらは,キャッシャと呼ばれる魔物から遺体を守るために代々受け継がれている風習だった.…