1: 名無しの旅人 2025/10/17(金) 20:20:20.11 ID:/ICC84Td9 生まれは九州、育ちはぼっとん便所と五右衛門風呂のあるしょぼいあばら家。変な山鳥が小屋で飼育されていた記憶がうっすら残る、そんな生粋の田舎者こと松本ミゾレである。 父親は猟銃を持っており、猟犬も結構いたんだけど、ここまで田舎だと逆に清々しいもので思い返せば大した不便は感じなかった。でもそれは、外の世界を知らないため。 その後、両親が離婚して母方の祖父母が住む平野部に引っ越した。そこで初めて平坦な道路を目にしてカルチャーショックを受けた。それ以前の生活からすれば、映画館もデパートもあるその町は極楽のようなものだった。 そういう人間なので、18歳になって単身で神奈川で暮らすようになってからは、これまた刺激の連続でとても楽しかった。田舎者というのは僻地出身であればあるほど、大抵の地域を都会と認識して満足できる安上がりな感性の持ち主に育つ。そしてこれはきっと、良いことだ。(文:松本ミゾレ) ■都会にはダイエーもパチンコ屋も飲み屋街もあった 先日、ガールズちゃんねるに「ド田舎出身で都会に出た人」というトピックが立っていた。このトピックを立てたのは、中国地方の山奥で過ごしたという人物。18歳になって大阪市中心部に進学のために引っ越ししてから生活の変化にカルチャーショックを受けた様子。 「都会は最高です。もう二度と地元では暮らせません。私は死ぬまでここで暮らします」と決心を書き込んでいる。と同時に、田舎から都会に引っ越した他の人の感想も知りたがっている。 僕はさっき書いたように、九州から神奈川(それも小泉進次郎のお膝元)に引っ越したためにえらい都会で、しかも海も戦艦も駅もダイエーもパチンコ屋も飲み屋街も全部あるという環境に仰天。一撃で引っ越し先を気に入ってしまった。 人も洗練されてるように思えたし、モノはなんでも売ってるし、なにせあっちこっちにコンビニがある。これは地元との大きな違いだったのだ。それから新潟だの福岡だのと住居を何度も何度も変えているが、やっぱり最初に見たものを親と思う性質じゃないけど、神奈川は都会だと思っちゃうよね。 実際そこから仕事で何度も東京に滞在して取材とかしてるけど、不思議と新宿よりも横須賀とかの方がいい感じの都会だと思い込んでしまっている。刷り込みってやつだね。きっと。 【略】 もちろん都会は家賃など、田舎に比べてなにかと生活コストがかかる、といったデメリットはある。高い家賃を払うために疲弊している人も都会人も多い。そこさえクリアすれば、という感じだろう。 ただ、田舎は今後さらに厳しくなるのは間違いない。過疎化で人が減っていけばインフラは段階的に老朽化していくだろうし、修繕するメリットがなければ放置されるに決まっている。 今回は都会のほうがいいという声がほとんどだったが、もちろん田舎にも何かしらメリットはあるだろう。それを踏まえた上で、バランスを見ながら住む場所を選べばいいのではないだろうか。 キャリコネニュース 引用元:…