1: ななしさん@発達中 25/06/11(水) 10:21:01 ID:3wS9 コンビニでお茶を選ぶことすら「ダルくて無駄な時間」…"無気力"なのではない、今の若者たちに起きていること 「なんだか最近、意思決定がダルくて……」 とある若者が、ぽつりと言った。 意味がよくわからなかったので、詳しく聞いてみた。すると彼は、コンビニでの日常的なワンシーンを例に挙げた。 「僕は毎朝、コンビニでお茶を買います。コンビニで売っているお茶って、どれもそれなりにおいしくて、ハズレを引いたことなんてないじゃないですか。正直、味の違いも大してわからないし。それなのに毎日、僕は『どのお茶にするか』を選ばないといけない。それがなんだかダルくて。意思決定をする労力は、もっと重要なことに使いたいと言うか……」 周囲にいた若者たちも、彼に続いた。 「わかる、あれマジで無駄な時間だよね。めっちゃモヤモヤする」これは新しい感覚だなと思った。同時に、妙に納得もした。 たしかに私も、同様のモヤモヤを日常生活で感じていた。 モヤモヤする、という状況を言い換えると「決めかねる」という表現が近い。 今の時代は、モノが溢れている。情報も溢れている。SNSを使えば、多くの人や企業と出会うこともできる。つまり今の世の中には「選択肢」が溢れている。 モノや情報、出会いが少なかった時代は、そもそも選択肢が限られていた。必然的に、選択する機会も少なかった。しかし今や選択肢が山ほどあるので、生活の中で選択を迫られる機会が爆発的に増えている。…