1: ななしさん@発達中 2025/11/27(木) 08:01:03.84 ● BE:837857943-PLT(17930)ID:MLP52TZT0 毎日のコーヒー習慣が、精神疾患をもつ人の「細胞レベルの老化スピード」を変えるかもしれません。 英キングス・カレッジ・ロンドン(KCL)の研究チームは最近、うつ病、統合失調症、双極性障害などの精神疾患をもつ436人を対象に調査。 すると、1日3~4杯のコーヒーを飲む人のテロメア(細胞老化の指標)が、コーヒーを飲まない群に比べて、“5年分若い”状態にあることがわかりました。 ただし、この効果は1日5杯を超えて飲むと消えるようです。 研究の詳細は2025年11月25日付で科学雑誌『BMJ Mental Health』に掲載されています。 コーヒーで細胞が若返る?鍵は「テロメア」今回の研究の出発点は「精神疾患をもつ人は細胞レベルの老化が速い」という問題意識でした。テロメアとは、染色体の端にある“キャップ”のような構造で、よく靴ひもの先端に付いたプラスチックに例えられます。細胞が分裂するたびに短くなっていくため、テロメアの短縮は「生物学的な老化」を反映する指標として広く研究されています。ところが、統合失調症や双極性障害、うつ病などを抱える人では、このテロメアの短縮が一般人口より速い可能性があることが、近年の研究で指摘されてきました。では、その老化スピードを遅らせる方法はあるのでしょうか?そこで研究チームが目を付けたのがコーヒーです。コーヒーには抗酸化作用があり、体内の炎症や酸化ストレスを抑える働きがあるとされています。酸化ストレスはテロメアを短くする要因の一つであるため、「適量のコーヒー摂取がテロメアを守るかもしれない」という仮説が生まれました。そこで本研究に参加した436人について、・コーヒーを毎日何杯飲むか(0杯、1〜2杯、3〜4杯、5杯以上)・血液中の白血球から測定したテロメア長の関係を調べたのです。その結果、驚くべきパターンが見えてきました。テロメア長は、コーヒー摂取量が1日3〜4杯のときに最も長くなるという明確な傾向が示されたのです。…