韓国ネットの反応 韓国メディアによると、2025年のノーベル生理学・医学賞は、人の体が外敵に反応しながらも、自らの組織を攻撃しないよう制御する“免疫の仕組み”を解明した3人の研究者に授与された。そのうちの一人、大阪大学の坂口志文教授が日本からの受賞者として発表された。ノーベル委員会は、「人間の強力な免疫機構は、適切に制御されなければ自分自身を攻撃する危険がある」と説明。受賞者らは、免疫系の“ブレーキ役”を担う『制御性T細胞』の存在を発見した功績が評価されたという。坂口教授は1976年に京都大学医学部を卒業後、米国ジョンズ・ホプキンス大学などで研究を続け、免疫反応のバランスを保つメカニズムを長年にわたり探求してきた。NHKなど日本メディアは、教授の研究が臓器移植の拒絶反応の抑制や、免疫関連疾患の治療法の発展につながる可能性を指摘。また、研究に対して「学界の常識を覆した」との評価も伝えられている。日本では昨年に続き2年連続のノーベル賞受賞となり、個人としては29人目。科学技術の分野での地道な研究が注目を集めている。この記事へのコメントはこちらからお願いします。…