1: ジオろぐ 2025/09/12(金) 13:31:28.94 ID:WQXkkmAw9 >>2025/9/12 05:15(最終更新 9/12 10:52) 毎日新聞 北海道の釧路湿原国立公園に近い市街化調整区域で太陽光パネルの設置が相次いでいる問題で、国立公園内にある国史跡「北斗遺跡」南側の湿原で、釧路市の天然記念物「キタサンショウウオ」の幼生が生息していることが、湿原の学術調査に取り組む「北方環境研究所」(神田房行所長)の調査で確認された。 生息が確認された場所付近では、大阪市の太陽光発電業者がメガソーラーの建設を計画している。計画地を含む一帯はキタサンショウウオの「生息適地」と考えられていたが、実際に生息が確認されたのは初めて。生息地になっている可能性がある。 5月に幼生2個体を確認 調査は北方環境研究所が実施。調査対象は北斗遺跡の南側の民有地(約9・8ヘクタール)。土地の所有者に動植物の生息状況を把握する目的での立ち入りを求めた。 調査委託を受けたNPO法人「環境把握推進ネットワーク」は、5月22日に民有地内でキタサンショウウオの幼生2個体(体長約11ミリ)を確認した。 同ネットワークによると、キタサンショウウオの産卵期は4月中旬から5月上旬。調査の時期が5月下旬になったため、卵のうは確認できなかった。 同ネットワークの照井滋晴理事長はキタサンショウウオの研究者。「調査地は産卵に適している水域が多数確認されている。幼生を確認できた水域以外でも広範囲に産卵があった可能性がある」と見ており、「卵のうが確認できる時期に調査できれば、生息の数や範囲を把握できそうだ」と話した。 市の条例では事前に「許可」が必要 キタサンショウウオの行動範囲は、幼生が確認された水域から少なくとも数百メートルの陸域が行動圏とみられる。同市文化財保護条例は、文化財の保存に影響を及ぼす行為に対しては「あらかじめ教育委員会の許可を受けなければならない」と定めている。 釧路市の環境審議会の会長も務める北方環境研究所の神田房行所長は「開発予定地でのキタサンショウウオの発見は、種を保護する上で大きな意味がある」と指摘する。その上で、「景観上も極めて問題がある」とコメントした。 続きは↓…